| ご 挨 拶 |
日本小児アレルギー学会理事長
近 藤 直 実
(岐阜大学大学院医学系研究科小児病態学 教授) |
日本小児アレルギー学会(Japanese Society of Pediatric Allergy and Clinical Immunology )は、小児アレルギーならびにこれに関連する領域の学術、医療の進歩、普及を計り、小児の健康増進に寄与することを目的としています。目的を達成するために次の事業を行っています。1. 学術集会の開催、2. 会誌の発行、3. 調査、講習会、講演会の開催、4. 会員相互の連絡、5. 内外の関連団体などとの連携、6. その他、本会の目的達成に必要な事業、です。
アレルギー疾患は、遺伝的要因と環境要因が絡みあって発症しますが、近年、アレルギー疾患を有する人が明らかに増加しています。
日本小児アレルギー学会は1966年に発足しており、現在は会員数が3,294名(平成20年12月25日現在)で、物凄い勢いで躍進しております。これは、アレルギー患者さんの増加に対応するという現在の社会のニーズにもよく一致しております。
本学会は、小児のアレルギーならびにこれに関連する領域を専門とする臨床医、研究者、その他の関係者よりなっています。基礎研究(アレルギー学、免疫学、生化学、生理学、薬理学、分子遺伝学、分子生物学、プロテオミクスなどゲノム、ポストゲノムなど)、臨床研究、疫学研究を通して、病因・病態解明、診断・治療管理・予知・予防などの開発、コメディカルとの協力、患者さんとの連携などを進めています。さらに母子保健、学校保健、にもかかわります。
対象とする疾患は、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、薬アレルギー、アレルギー性鼻炎、アナフィラキシーなどのいわゆるアレルギー疾患に加えて、自己免疫疾患、先天性免疫不全症など免疫疾患、感染症、呼吸器疾患など多岐に渡ります。さらに、予防接種にも大いに関わります。そして、各種疾患の治療管理ガイドラインを発行し普及する一方で、アジア、世界との交流と、研究成果の世界への発信も、積極的に進めております。
組織は、理事会、評議員会、総会に加えて、専門的に十分な検討と業務を効率よく進めるために、各種委員会として、編集委員会、規約委員会、疫学委員会、喘息死委員会、社会保険委員会、食物アレルギー委員会、薬務委員会、喘息治療・管理ガイドライン委員会、研究推進委員会、国際交流委員会の10の委員会が設置されており、各々の立場で大いに活動しております。
今後も、社会、世界に大きく貢献できる学会であるように会員一同頑張りたいと思いますので、何卒宜しくお願い申し上げます。
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