重油流出から一ヶ月(1997.2.2)

 ナホトカ号が座礁し、重油が流れ出てから一ヶ月になります。
 地元の人を中心にボランティアにて海岸に流れついて重油の固まりを回収する作業か根気強く行われています。


 冬の日本海の天気は荒れやすくなかなか作業が進まないようです。2月1日は、会社の新年会があり柏崎の海岸近くの旅館に泊まりました。
 昨日はかなり風も強く荒れていたのですが、今朝は案外穏やかでした。雪は5cm程積もっていたようです。

(1997.2.2 am7:30頃)

 翌日、広報のアナウンスにてボランティアの案内が7時くらいにありそれで起床させられました。まずは、犬の散歩がてらに海岸を見ている人の姿がありました。朝食を済ませて9時ころに、再び海岸を見ると大分人が集まってきました。回収の為のドラム缶を転がし回収作業の開始準備をしていました。私は、その名の通り高見の見物の状態で帰ってしまった訳ですが、なかなか大変な作業です。

 翌日、仕事があり上越へ行きましたが、災害対策の為に自衛隊員を載せた車が高田駅の近くを走っていました。

 今更ですが、政府が緊急事態ということでもっと早く対応出来なかったかと疑問が残ります。回収する為の設備やノウハウが日本に無いので在れば、事故が起き、重油が流れ出した時に、すぐに各国に技術的な支援や対応についての教えを請う必要が在ったと思います。やっと海外から専門家を招き対応について助言をお願いしているように思います。

 報道は、ボランティア作業の様子が中心に報告されているようですが、政府の緊急時の対応について十分だったかをもっとしっかり報道し、その後の対応についても十分に行われているかを検証してほしいものです。

 今回の事故による環境破壊からもとの自然が回復し、また、このボランティアの精神や自然を大切にする気持ちが夏になっても失われず、海水浴シーズンの後にゴミが残ることなどが無いことを祈っています。

1997.2.3 by SB


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