今年の暑すぎた秋は紅葉を遅らせました。10月も上旬を過ぎると、昼と夜の寒暖の差がかなり開いて、冷え込む日々が冬の間近さを実感させるようになりました。
山々は紅葉を見せはじめたばかりなのに、おびただしい落ち葉が散り敷いています。
明け方に冷たい雨が降った後、午前中は曇り空のぐづついた天候でしたが、午後過ぎから次第に晴れてきました。秋の透明な陽射しは、暮れ方の闇を潜ませて、二重の光線を反射しています。
3時をまわって、爽やかさというより、肌寒さを感じさせる澄んだ光の午後、隣接する栃尾市に行ってきました。
回ったのは「道の駅」と「刈谷田川ダム」の2ヵ所です。
最近出来た「道の駅」は栃尾の観光会館といったらいいでしょうか。栃尾や近隣の物産
を販売しています。私はビールのつまみに、ポークハムと、それからタンとなんこつの燻製を買いました。
この建物からちょっと離れた一角には、栃尾名物のジャンボ油揚げをその場で揚げたアツアツのものを食べさせてくれる店があります。実においしそうだったのですが、晩酌を考えて我慢我慢。
さらにこのとなりに、産業交流センターがあります。ここで見た天蚕という、蚕の仲間の虫を見ました。蚕が中国原産にたいして、この天蚕は日本原産だそうで、こちらからも蚕同様糸を紡ぐことが出来るそうです。
土曜ということもあってか、そこそこの人が来館していました。
刈谷田川ダムは水もほとんどなく、どこか荒涼とした印象を受けました。両側の山の木
々は紅葉が始まっていました。夕日せいでしょうか、他よりも紅葉はあざやかなように思えます。
夕方の冷気がひしひしと体を包み込みます。陽はたちまち沈み、まだ町並みが見分けられる澄んだ夕闇の中で、灯りが人恋しさを募らせるように瞬いています。やっぱりこれからは熱燗ですね。
by BigBrother
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