|
妹が知り合いのツテで、予知能力とラッキーカラーがわかるという人物に会ったそうだ。会見場所は、とあるファミリーレストランだったが、この人物が傍から見ても顔つきが変わるほど、途中で気分が悪くなった。その理由は、入ってきた客たちの波長がこの人物の波長と合わないのだという。
席の前後は特に強い波長を持つ客に挟まれていたのだというのだが、店内の客もみな大なり小なりな、この人物とは合わないし、入店する客も不思議と大概この手の人々ばかりなのであるという。
後でこの霊感の強い人が語ってくれたことによると、このファミリーレストランは、三軒のパチンコ店の中心に位置しているため、強い慾望の念が放射されるらしく、それに影響し引かれた人々が来店してくるというのだという。
ちょっとはやりの風水を連想したけど、おもしろい話である。ちなみに、妹のラッキーカラーは黄緑だそうだ。
ぼくの働いている先で幽霊騒ぎがあった。23歳の人物が幽霊を見たのだという。夜中の2時過ぎで、トイレに中年女性の幽霊がでたのだそうだ。
聞けば、彼はよく幽霊を見るのだという。それは14歳に自殺に出くわしてからなのだそうだ。「中学のときから」と彼は言う、「東京に遊びに行ったときに、泊まったホテルで飛び降り自殺があったんですよ、そのとき、何気なくカーテンを開けると、落ちて行く女の人と目が合ったんですけど、それからなんです」
彼の泊まったホテルは二十四階ほどで、部屋は十四階にあったそうだ。うーんそうなんですか。幽霊を見たという話よりこちのほうがすごいよね。
ぼくの働いているところには、前の人の他にも霊感の強い人がいる。幽霊を見るなんてのはざらだそうだ。写真が趣味だそうだが、何気なく撮った写真が、心霊写真になっていることもよくあるんだという。
夜中に車を運転していると、よく霊が道に立っているのだそうだ。でもけっして乗せてはいけないそうで、目も合わせてはいけないという。そのままかまわずにおくのが一番なのだそうだ。
あるときのこの人が夜運転していると、ある家の屋根に歩いている女性がいて、しばらくして消えたのだという。すぐ、霊だと気づいたこの人は、どうにも気になって、まったく見ず知らずの家だったし、夜遅かったのだが、この家の人にじぶんの見たことを話したのだそうだ。はじめは不信がっていたこの家の人が語ってくれたところによれば、その家で自殺した女性であるらしいことがわかったという。
この人は地元青森で知る人ぞ知る有名人なのだそうだ。
霊的な人々は結構多いらしいそうだけど、あれ、どうしたの?眉にツバつばなんかつけだして。もちろん、ぼくはその手の人ではまったくないけどね。
by BigBrother
|