ぼくのオンリィ・イエスタディ その49
「ハレー彗星」
2000.11.18
1985年のハレー彗星の到来はまったく期待はずれでした。前回、のといっても75年前の事ですが、聞くところによると、すばらしい天体ショーで、彗星の長く伸びた光の尾の輝きは、夜にもかかわらず、新聞が読めたといいます。今度も前回に劣らぬ天体ショーだと、マスコミは報道していたのですが。
思い描いていた光の箒の風情はさらさらなく、ハレー彗星が大接近したときでさえ、 肉眼では光の点でしかありませんでした。もっと注意深く空を見上げていたら見えたのかもしれませんが。
彗星の出現は不吉な兆しとみなされたように思われがちですが、瑞兆のこともあったようで、名高いベツレヘムの厩に乙女より誕生したイエスキリストを東方の三博士が祝福に赴いたのも、彗星の出現で知ったと聞きました。これが、ハレー彗星だったかは忘れましたが。
「トムソーヤの冒険」や「王子と乞食」で名高いマークトウェインは1835年に生まれて1910に死んでいます。生涯に2度、ハレー彗星に立ち会っているわけです。彼の波乱に満ちた生涯がハレー彗星に区切られているのは何か示唆的な気もします。彼の自伝を読んで、どこか旧約の預言者イザヤを連想したことを思います。晩年に「人間とは何か」とか「不思議な少年」とか書いていますしね。
ハレー彗星は極端な楕円を描いて太陽の周りを回っているから、一回転するのに70年以上もかかってしまうわけです。次回は2060年ごろのわけですね。
by BigBrother
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