ぼくのオンリィ・イエスタディ その51
「80年代のグラビアガールたち」
2001.1.27
番茶も出花のならいで、最初の女性美の開花が10代後半にあるのは間違いない。美しい花々を野に咲くままにほっとけないお節介の輩は尽きることないし、花の中にも富士の高嶺に咲く望みを持つものもあるから、花々は青年誌のグラビアに研を競うことになる。
70年代の後半に悩み多き年頃に突入したぼくにとって、大手出版社から創刊された「GORO」は忘れがたい青年誌だった。
表紙のすっきりしたレイアウトは人気アイドルの大写しの顔写真をいっそう華のあるものに印象付けていたし、その手の雑誌にもかかわらず、手を伸ばすのにためらいを感じさせなかったのは大きい。
「GORO」のグラビアと言えば、篠山紀信。篠山紀信といえば、激写だ。アイドルを露出ぎりぎりまで脱がすは、ヌードはバンバン撮るは、それはうらやましいかぎりだった。番台に座りたがった落語の若旦那ではないけれど、僕の中ではカメラマンはなりたい一番の職業だった。
沢田和美、秋ひとみ、相本久美子、倉田まり子、山口百恵、桜田淳子、石川優子、榊原郁恵、高見知佳、石川ひとみ、岸本加世子、岩崎良美、石野真子、藤谷美和子、石田えり、宮崎美子、中島はるみ、比企理恵、松田聖子、河合奈保子、三原順子、古手川裕子、多岐川裕美、石原真理子、名取裕子、甲斐智枝美、手塚さとみ、柏原よしえ、伊藤つかさ、津島要、川島なお美、浜田朱理、薬師丸ひろ子、松本伊代、早見優、斎藤慶子、坂口良子、小泉今日子、中森明菜、北原佐和子、石川秀美、堀ちえみ、横須賀昌美、辻沢杏子、香坂みゆき、三田寛子、森尾由美、伊藤麻衣子、桂木文、秋本奈緒美、河愛かずみ、武田久美子、菊池桃子、荻野目慶子、岡田有希子、安田成美、斎藤由貴、工藤夕貴、中山美穂、沢口靖子、本田美奈子、芳本美代子、松本典子、河合その子、新田恵利、南野陽子、西村知美、国生さゆり、高井麻巳子、後藤久美子、立花理佐、酒井法子、仁藤優子、浅香唯、工藤静香、渡辺満真里菜、中村由真、荻野目洋子、大西結花、藤谷美紀、小川典子、宮沢りえ、富田靖子、本田理沙、高岡早紀、WINK、鈴木保奈美、西田ひかる、森高千里。こうしたアイドル、女優たちが80年代のカバーガールだった。もちろん、激写の本命、ヌードの女性たちも綺羅星のごとく登場した。
若いことがそのまま女性の美ではないけれど、若さは女性に特別の光を帯びさせる。もちろん、それは移ろいやすく、はかない。だからこそ、愛惜の念は募る。
80年代がどんな時代であろうと、20代と重なるぼくにとって、それは美しいグラビアアイドルのように光り輝いて思い出される。それはこれからも変わらないだろう。もちろん、失われて、二度と帰らないものへの刺すような悲哀はいや増すにしても。
さて、当時のグラビアアイドルたちも多くが40代、30代となっているはずだ。必ずや、イイオンナになっていることだろう。ところで時代のほうは?
by BigBrother
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