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なんども酒の肴考
なんどもまたまた酒の肴考
2000.2.23
=なんちゃって河豚のひれ酒=
骨酒は魚を使った酒の飲み方の一つです。中でも岩魚の骨酒は有名です。今では生の岩魚をこんがり焼いたものを熱燗にひたして岩魚のエキスを染みださせる事が多いようですが、もとは囲炉裏の煙で保存用にいぶされた岩魚を使って骨酒を作ったと聞きます。干物にした川魚を利用した骨酒は生臭さも和らぎ、風味豊かになるとか。ですから、古式にのっとるのが一番ですが、手間もかかり、おいそれとはできません。
河豚のひれ酒にあやかったこの「なんちゃって河豚のひれ酒」のネーミングのとおり、代用品ってことになります。
用意するものは、干し魚です。なんでもいいけれど、余計な調味料で味付けしているものはもちろん避け、塩だけのシンプルなものを選びましょう。今回は昔懐かしい塩味のタラの身の干したのを利用しました。
つまみ用の干し魚の身を適宜用意し、これをこんがり焼きます。適量用意していた熱燗に先の焼きあがった魚を浸して、2,3分待てば、なんちゃって河豚のひれ酒のできあがりです。 日本酒通やなまぐさいものが苦手な人からは敬遠されるかもしれませんが、体が温まるし、悪酔いもなりにくいといういい所があります。もちろん、飲みすぎれば別ですが。
春の足音が間近に聞こえだしたこの頃ですが、かえって夜の冷え込みは厳しくさえなっています。こんなときだからこそ、体と懐に優しいなんちゃって河豚のひれ酒はタイムリーヒットだと思うのですが。
by BigBrother
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