西岸良平「タイム・スクーター」双葉社
2000.3.1
西岸良平氏といえば、現在毎号読みきりで連載中の「夕焼けの詩」の作者として有名です。この作品は1960年代を中心に、架空の町の住人はもちろん、動物、時には死神なども主人公に、ほのぼのとした世界を形成している佳品です。単行本もすでに、40冊を超え、おなじみの家族や登場人物たちのそれぞれの物語もなんともしみじみとして、なんともいえない人生の機微に触れる人生模様を織り成しています。
この西岸良平氏の「夕焼けの詩」でちらちらと見え隠れするSF色やファンタジー色を、全面に打ち出した作品を集めたのがこの「タイム・スクーター」です。
西岸良平氏のSFやファンタジーは氏独特の味わいがでていて、この人でなければ描けないと読むたびに感じます。
ただ、現在「タイム・スクーター」をはじめとしたこうした作品集は品切れ状態です。西岸良平氏のファンである私は残念でたまりません。ぜひ、双葉社さんには再版をお願いしたいです。
by BigBrother
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