「続々々々々々々々々N氏のラーメン道まっしぐら」 2001.4.12

 「ラーメンというのはもともと捨てていたもから作ったんだよね」とN氏は語りだした。「高価な材料でうまいラーメンを作るのもの手だけど、安い材料からうまいラーメンを作り出してこそ、ラーメン本来の精神がある」とN氏常よりも熱のこもった口調で続ける。もともと熱血漢が酔っ払っているのだから、ボルテージは上がっている。
 いつもの顔ぶれが並ぶ某飲み屋。
 N氏はただいま某ラーメン店にて修行中である。ラーメンを作ったことはあっても、ラーメン店の一日を体で知ることは今までなかった体験であり、いろいろ学ぶところが多いという。その日の若い二人の客のことを興味深く話してくれた。あれこれと話して結構盛り上がる。
 「そろっと、帰らないと」聞けばN氏は毎朝5時出勤。スープ作りで湯気とともに店内に広がった油を掃除するのだという。「床がアブラでぎとぎとになってすべってしょうがないね」
 さらに、煮こぼした骨をきれいに洗う作業がある。ラーメン店を開いたら、骨洗いにアルバイトに来たらいいとN氏。ジャズを聞きながらだったらやってもいい、と私。そんな片手間じゃできない。じゃあ、いやだ。なんやかんや取り留めなく話していると、すでに1時である。N氏の翌日の仕事は大丈夫だろうか?私は店を出てからの記憶がなく、目がさめたらふとんの中だった
 もしかしたら、N氏のラーメン道のゴールは近い!?
 

つづく

by BigBrother