こんども酒の肴考
こんども酒の肴考 2002.8.4

=イカの饅=
イカの饅

 



 何のことでしょうか?
 答えは「ぬた」です。広辞苑によれば、ぬたとは「魚肉や蔬菜などを酢味噌で和えた食品」のことだとしています。ですから、主役を何にするかで、千差万別のぬたがあるわけです。結局はみそと相性がよい旬の素材を選ぶに限ります。
 夏の浜焼きの定番のひとつ、イカの姿焼きでおなじみのスルメイカは今が旬です。このスルメイカのぬたはオツなもんです。
 刺身にできるほどの新鮮なスルメイカを茹でてしまうのは、もったいない気もしますが、熱湯にくぐらせ、冷水で冷やされたイカの身は刺身では味わえない快い歯ごたえが生まれます。
 わけぎ、あるいはねぎも同様に熱湯にくぐらせ、冷水にとって冷ました後よく水気を切っていおきます。この二つを適当な大きさに切ったら、後は酢味噌で和えるだけです。
 みそは素材の性質を考えて自由に選べばいいですが、しろみそが一番無難ですね。
砂糖と酢でおおよその味が決まったら、隠し味にからしやショウガの絞り汁を少々加えて味を調えます。
 すべての素材は冷蔵庫で十分に冷やしておきます。
 みそで和えると素材から水気でてくるので、和えるのは食べる直前にしましょう。
 酢の程よい酸味が一服の涼を感じさせてくれます。暑い夏の盛りはビールがうまいのですが、こうした肴にははやっぱり日本酒がほしくなります。もちろん抜かりなく、吟醸酒が冷えています。
 

by BigBrother  


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