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こんども酒の肴考
夏ですまた酒の肴考
2003.6.19
=山葵=
夏です。爽やかな辛味が刺身や冷奴、蕎麦や素麺の薬味として、清涼感をもたらしてくれる山葵は、これだけで酒の肴としてもいける一品です。しかも、すりおろすだけなのですから、これほど簡単にできる酒の肴はそう他にはありません。
もっとも、根山葵を手に入れるというのが、一番困難なところなのですが。
さて、突然降って湧いたように、知り合いの方から根山葵を頂きました。「裏山に植えた山葵で、小ぶりですがよかったらどうぞ」私としてはもう願ったり叶ったり、悪かろうはずがありません。
さっそく一杯と考えるのは酒呑みの悲しい性でしょうか。最も、顔は満面の笑みになっているのですが。
普通なら刺身でって考えるでしょうが、そこは夏の酒の肴を探求し、考察するのが、この酒の肴考の信条。ここは山葵の特性を最大限に生かすことに主眼を置くことにします。 ってなんのことはない、この根山葵をすりおろし、一つまみのあら塩少々で味付けをするだけ。ほら、酒の肴の出来上がり。
ちょいと山葵を口に含むと、根山葵は特有の甘味を持ち合わせており、唐辛子に比べるとずっと複雑でうま味に富んでいます。あら塩を振っているとはいえ、根山葵だけで酒の肴たりうることが頷けます。
by BigBrother
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