銀幕でお会いしましょう=THE MAKING OF THE 8th NAGAOKA ASIAN FILM FESTIVAL 2003.10.15

 今年で八年目となる「アジア映画祭」は地方都市の長岡では知るひとぞ知るイベントです。  この映画祭は「市民映画館をつくる会」によって続けられてきました。ただでさえビデオに押されがちな映画、まして地味なアジアの映画を取り上げつづけてきたことは、よくよく考えれば驚嘆すべきことです。そこには計画実行するスタッフの存在があることはもちろんですが、その他多くの人々の協力と支援があるからです。もちろん、映画祭に足を運んでくれた観客の存在なくして成り立ちません。これらのすべての人々が存在し、関わることによって、この映画祭は回数を重ねてこれたわけです。今回この「アジア映画祭」にお邪魔させていただき、このことを心から実感しました。以下で今回の映画祭について紹介します。大げさな題ですが、この手作りの映画祭のすばらしさの一端でも伝えることができればと思っています。
 


=9月10日(水)第一日目=
19:00 開会式コンサート 【ロマンダムール+木村倫朗】

 映画祭初日。ただし、映画は明日からで、今日は開会式とコンサートが夕方行なわれる。したがって、今日のは明日に向けての準備に時間が費やされた。映写担当は映写機などの機械類を搬入、設置した後、その調整に余念がない。  他のスタッフは入り口の設営、パンフレット・チラシの用意、看板の設置と会場作りに精を出す。  明日上映されるドキュメンタリー映画「掘るまいか」の関係者が山古志村から貴重な展示資料とともに打ち合わせに訪れる。会場準備が整うなか、ロマンダムールの木村さん到着。映画祭の開演はもうすぐである。
 



=9月11日(木)第2日目=
―小林茂と観る、記録映画の1日―
10:00 土徳(日本)
13:00 掘るまいか(日本)+橋本監督、小林茂対談
15:10 イラン式離婚狂想曲(イラン)
16:50 ミニ・ジャパンの子供たち(インド)
18:30 夜明け前の子供たち(日本)+小林茂講演

 本日より上映開始。この日はドキュメンタリー映画特集と銘打ち、五本の映画を上映する。「土徳」の青原監督、「掘るまいか」の橋本監督らが自らの映画に対する想いを語る。特に「掘るまいか」では、撮影地となった種須原から関係者が応援に駆けつけ、この映画に対する地元の人々の熱意がうかがえた。
 映画監督の小林さんは司会、映画のコメント、講演、等々で八面六臂の大活躍であった。
 



9月12日(金)
13:00 五月の雲(トルコ)
15:20 母と娘(フィリピン)
17:40 真昼の不思議な物体(タイ)
19:30 チャンピオン(韓国)

 テレビ局がこの映画祭を大きく取り上げ、夕方のニュースで放映してくれた。



9月13日(土)
10:40 南島劇場 青春篇 与那国COWBOYS(日本)
12:40 少女の髪どめ(イラン)
14:40 おばあちゃんの家(韓国)
16:30 ディル・セ 心から(インド)
19:40 ラベンダー(香港)

 初日から駆けつけてくれた島監督はスッタッフの雑務も引き受け、こなしてくれた。世間一般の監督イメージという言葉とは程遠い。しかし、こと映画となると胸には熱い想いがある。映画に向かう姿勢は毅然としている。時には辛口となる意見を興味深く聞く。



9月14日(日)
9:20 母と娘(フィリピン)
11:40 第5回長岡インディーズムービーコンペティション(日本)
13:30 運転手の恋(台湾)
15:25 草ぶきの学校(中国)
17:35 少女の髪どめ(イラン)
19:35 チャンピオン(韓国)

 この日は「インディーズムービーコンペティション」がある。5日間におよぶ映画祭だから、こうしたイベントがあるのはいいことであると思う。もちろん、それにはスタッフの大きな尽力があったのは言うまでもないが。
 この日私は「運転手の恋」「チャンピオン」を見て楽しむ。



9月15日(月)最終日
10:00 チベットの女(中国)
12:10 おばあちゃんの家(韓国)
14:20 セプテンバー11(フランス)+田口トモロヲトーク
18:00 欲望の翼(香港)

 最終日は田口トモロヲさんのトークショーがあり、四月になくなった香港映画のレスリー・チャンの追悼映画ありと、盛りだくさんであった。最終日まで無事迎えられたことに全員が安堵感を抱きつつも、やはり祭りの後の一抹の寂しさが会場に漂っていたのだった・・・。などという感傷に浸るまもなく、ぎちり詰まった日程をこなした後は迅速な撤収が行なわれたのだった。



打ち上げ
映画祭終了後、打ち上げがバーデンバーデンで行なわれた。ゲストの田口トモロヲさを囲んで、歓談、痛飲を重ねる。田口トモロヲさんはじめ、実行部のお歴々、そしてスタッフの皆さんご苦労さんでした!

by BigBrother

 [TopPage] [New] [BigBrother's Room] [etc]