「酒の肴考」 1997.5.8

       は、日本酒、ビール、ワイン、ウイスキー、ラム、ウォッカ、格別これがだめというものはありせん。ただテキーラはやや苦手です。マルガリータは好きですが・・・。それ以上に酒にまつわる話が好きです。グラスとともに蘊蓄を傾けるわけです。マティーニスノッブのたぐいですね。
       最近は日本酒を呑みます。名柄は決まっていないのですが、メ張鶴が多いですね。目下ナイトキャップとしているのが、越の鶴、栃尾の酒です。日本酒にはちょっとした肴がほしくなります。肴は「さかな」、つまり一番あうものは魚ということになります。


           「日本酒には魚がよく似合う」
        

      これは黄金律でしょう。
      「さかな」は「酒の菜」ですので、各種の野菜料理があいますね。モロキュウ、煮物、漬物等々。キャベツたっぷりの野菜炒めはむしろビールがいいですね。  こんなことをしているうちに肴の用意ができました。それでは乾杯!
         


      1:油揚げ
        これは栃尾で作られている油揚げです。ただし「ジャンボ油揚げ」ではありません。野趣に富む味わいです。火であぶり生姜とネギの薬味に醤油でシンプルに食すのがベストです。もとの豆腐がうまいからでしょう。最近のスーパーの豆腐はぐっとうまくなりましたが、この豆腐に比べると、出来のよくないプリンのようです。

      2:山菜
        旬ですね。下ごしらえが比較的簡単な次のものを膳に供しましょう。
        (1)ウドの芽のてんぷら
          実にうまい。ウドのあえものやきんぴらはうまいですが、ウドの芽のてんぷらはその香りがいっそう引き立ちます。ただどちらかと言うとビールが呑みたくなりますね。
        (2)ウドのあえもの
          ウド料理の定番。これはアーモンドを味噌にしてあえています。うまい!
        (3)ウドのきんぴら
          脂っこいものは日本酒との相性はいま一つですが、きんぴらは例外ですね。

        (4)木の芽
          タラの芽を木の芽という地方もあるそうですが、これはあけびのつるの新芽です。独特のほろ苦さは絶品です。

      3:野菜の煮物
        上手な煮物はおふくろの味がするとほめられます。これは切りぼし大根と筍の煮物です。とにかく、男心をくすぐるのが煮物ですね。煮物と男。そこにハードボイルドを感じとるのは私だけでしょうか。

      4:いかの塩辛
        いかの塩辛。ただし旬の大根を添える。大根は厚からず薄からず。シャキシャキトとした歯ざわりの清洌さはこれぞ男の酒ですね。

      5:BGM
        男性ジャズボーカルのチェット・ベイカーの次の二枚を紹介します。余技のボーカルでむしろ有名です。リリカルなトランペットをジャズに非らずと批判する人もいるかも知れませんが、彼の生きざまはけっして甘く口ではありません。もちろんそれが演奏に表われている、と私は思うのですが。
        (1)チェット・ベイカ・シングズ
          10曲目の「マイ・ファニー・バレンタイン」は有名すぎるほどですけど、チェットのペットで印象深く始まる11曲目の「ゼア・ウイル・ネバー・ビー・アナザー・ユー」に惹かれます。
        (2)シングズ・アンド・プレイズ
          5曲目の「ジャスト・フレンド」は曲そのものが好きです。最後の「アイ・リメンバー・ユ」だけを聞くことが多いですね。

      6:愛用のぐい呑み
        去年購入。コップ酒の雰囲気も好きですが・・・。


      7:「レモンハート」
        ご存知蘊蓄まんがの「レモンハート」は、お酒にまつわる数々のエピソードが泣かせます。古谷三敏氏のロングヒット作。

by BigBrother


[TopPage] [New] [BB's Room] [Sake]