ひし美ゆり子「セブン セブン セブン」 小学館 1997.6.8

 著者はウルトラセブンでアンヌ役を演じた女優です。この著書が発売されていることを知って以来長らく探していたのですが、長岡の書店にはなく、注文したところ品切れでした。弟が東京に出張するということなので、もしもあったら買ってきてくれるように頼んだところ、おりよく見つかりました。念願かなってついに読むことができた次第です。
 ウルトラセブンはリアルタイムで見ているので、とにかく懐かしいです。著者が製作者側の一員であることと年齢の違いから来る視点の差が興味深いですね。ウルトラセブンを中心に著者の女優歴と半生が屈託なく描かれています。全編それなりに面白いのですが、やはりウルトラセブンに関わるところに目が行きます。3章と5章とでシリーズの一話毎の思い出やエピソードが順に綴られています。
 12話「遊星より愛をこめて」のことがないのは良く分かりません。聞くところによると内容が差別的なために除外されたことが影響しているのではないでしょうかう。これは私のかってな推測ですので、実際のところ不明です。それに私はこの12話の内容を少しも覚えていません。
 「セブン セブン セブン」から教訓を読み取ることもできますが、まずは肩の凝らない語り口を楽しむことで充分でしょう。
 周知のことかも知れませんが、ひし美ゆり子さんのホームページがあります。関心のある方はアクセスしてみてはいかがでしょうか?

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