「ラーメンについて」 1997.9.18

 とにかく最近ラーメンの値段がい。高過ぎる。ラーメンは好きだけど、最近の高騰ぶりには何か釈然としないものを感じます。ラーメンが日替定食より高いなんて、やっぱり許せないと思いますが、多分こんなことに憤慨しているのは私だけでしょう。
 そうはいって、根がラーメンきですので、ラーメン屋に足を運ぶことがやっぱり多いのです。が、心に漠たる不満を抱えているので、ラーメン屋で見たちょっとしたことにめくじらを立ててしまいます。そんな行き場のないイライラを吐きだしてみました。

どんぶりの絵

 長岡花火の帰りに立寄ったYは、中々評判の店だと言うことですが、麺の固いのには驚きました。呑み込んだ麺が胃にさるのではないかと不安になったくらいです。  あとで聞いたところここの店主はムラ気なところがあり、平気で手を抜くそうです。ある人が友人とここに行き、友人に「ここはスープはうまいけれど、麺がどうもねえ」と語ったところ、店主から出入り禁止を言い渡されたそうです。店主には聞こえるような場所にいたわけでも、大声でわざと聞こえるように話したわけでもないので、まさか聞かれているとは思わなかったそうです。後でこの人は他の友人と行ったそうですが、店主は何も言わなかったということです。
 あの殺人的に固い麺を食った私は2度と行く気になりません。


 最近行ったMのラーメンはコクがまったくありませんでした。醤油をお湯にたらしただけのように感じました。その後再度行く気がしなくなり、あれがあの時の一回きりのことだったのかどうか分かりません。この同じ店で以前見て気になったのは、ずんどうのスープが足らなくなった際に、道の水を直接継ぎ足してスープとしていたことです。これには驚きました。ここのラーメンは麺が柔らか過ぎるような気もしました。


 長岡の郊外にあるAはそれでも私のお気に入りです。特にチャーシュウ麺はそのチャーシュウの多いことで有名です。一杯でそのすさまじい重量感に当分はこのラーメンを見たくなくなるほどです。私としてはまあまあの及第点を与えてもいいと思うのですが、「チャーシュウめん一杯700円はやっぱり高いなあ」と思ってしまいます。それとあと気になるのはうまみ調味料(味の素だろうか?)をスプーンで山盛り一杯客の目ので丼に入れることですね。むかし噂で味の素は頭を良くするなどと言われたものですし、まあ入れるのはしかたがないとして、やっぱり客の頭ではないにしろ、客の舌を馬鹿にしているようでちょっと気になります。


 ラーメンのマズサを板にうたい文句にするTは、私の知人が行って、「やっぱりマズイなあ」と大胆にも言ってみたそうです。そこで店主は胸を張ってそのマズサをほこるどころか、頭の毛を逆立てて怒ったそうです。怒るのは筋違いですね。いやですねこんな店、それと店主。


 Aも中々人気の店です。私はこのラーメンのスープと麺が微妙に性に合いません。スープには大量の干が使われているらしいのですが、私にはこの生臭さが気になって仕方がありません。麺もうどんと見まごうばかりに太く、「茹で過ぎ」とは無縁らしく、客があるときは、注文があるに関係なく、絶えず麺が茹でられているという話も聞きます。いくらなんでもこんな無神経の塊だけで、繊細さの微塵のかけらもないような麺を食べるのは躊躇されますね。私は豚の背油をたっぷり入れたチャーシューめんの大盛りを頼んだことがありました。最後はうまいかどうかも分からないほど満腹になってしまいました。それでも私は今まで計5回ほどでかけました。私も好きですね。


 なんやかや言っても、やっぱりラーメンが好きです。んだ後のラーメンはなんともいいようがなくうまいですね。ある人が「駅前にでる屋台は塩っぱくて食えたもんじゃないんだろうけど、酔っ払っていると不思議なほどうまいんだよね」と言っているように、まずいがうまいという変なところがあります。ただ私はとしては安くてうまいラーメンが食べたいだけです。高くてうまいのは当たり前です。ラーメンはしょせんB級グルメです。高級食材を使った法外な値段のラーメンもありますが、こんなのは問題外。日替定食より安い、身近で衆的で下品な食い物であってほしいと私は思っています。
 ちなみに作家の村上春樹はラーメンは嫌いだそうです。そのためでしょうか、私は村上春樹の作品を今一つ好きになれません。

by BigBrother

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