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秋が深まってゆきます。秋の澄んだ陽射しの中でススキの穂が揺れています。八方台の山頂附近は紅葉が始まりました。家から車で30分程の八方台は花立峠と並んで、小・中学校時代の遠足コースでした。
この八方台にはむしろ旅館と言う方がいい休憩所があります。入館料50円で屋上と娯楽室と食堂を利用することができます。
食堂の入り口の「舌代」と書かれた御品書きにはラーメンをはじめ、かつどん、カレーなどの品数が並んでいます。大広間で休憩できますが、利用する場合は別途料金が必要です。宿泊もできるようです。客室は番号のかわりに「弥彦」「佐渡」というように新潟の地名が宛てられています。そこそこの宿泊客があるようです。
休憩所をやや長岡側に降った広場はスベリ台、ブランコ、シーソー、ジャングルジムといった遊具が整備されています。素晴らしい眺望を有する点では長岡の公園の中で、一、二を争うでしょう。
栃尾市側へ降っていくと、「いこいの森」があります。休憩所から15分程ですが、近道もあります。これは久しぶりに見た急勾配の道でした。家族連れが途中で引き返して行きました。ただしそれなりに整備してあります。
広場には簡易あずま屋が所々に設置されています。休日の折、家族連れが腰をおろして寛いでいました。幾つもの赤とんぼがゆっくりとびまわり、子どもが網で追いわましていました。陽だまりのなかで立ち止まると、すぐさまとんぼが翅をやすめに体にとまります。 この「いこいの森」には水場、洗い場、かまど、といった設備が整えられ、野外炊飯の煩を軽減してくれています。現在の炊事場は20年前に遠足に来た時には今よりもずっと池の近くにあったように記憶しています。おそらく場所が移されたのではないでしょうか。
久しぶりに訪れると町内の子ども会による野外炊飯が終わったばかりでした。楽しそうな声を上げながら帰って行くと、入れ替わるように6人ほどの若者たちがアウトドアを満喫しにやってきました。ここは盛況のようです。ただし、炊事の場合は「いこいの森」にある管理事務所に届ける必要があります。
陽射しが山でさえぎられると、人の出がたちまちまばらになりました。管理人のおじさんは、大音響で浪曲をかけ始めました。不思議と雰囲気がでていました。
肌寒さがつのって行きます。紅葉はこれからが見頃のようです。
by BigBrother
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