「THIS HERE IS BOBBY TIMMONS」(1960)
1997.10.14
- THIS HERE
- MOANIN'
- LUSH LIFE
- THE PARTY'S OVER
- PRELUDE TO A KISS
- DAT DERE
- MY FUNNY VALENTINE
- COME RAIN OR COME SHINE
- JOY RIDE
THE BLACK WALL TUNNEL BLUES
ジャズの演奏を評する言葉の一つに「ファンキー(FUNKY)」があります。ジャズを聴きはじめてまもない頃、このピアノトリオの「THIS HERE」でその「ファンキー」という言葉が何を指すのかを実感しました。ただし、ジャズの黄金期もコンサートも体験もせず、ただCDを聴くだけの私が言うわけですから、ちょっと心もとないですけれども。
表題が示すようにピアノのBOBBY TIMMONSがリーダーです。このTIMMONSは「ティモンズ」とも「シモンズ」とも日本語で表記されています。私としては「ティモンズ」という発音の方が気に入っていますが、どっちが正しいか私にはわかりません。そう言えば「シモンズ」という女性デュエットのグループがいました。たぶん関係ないですけども。
このティモンズは優れた作曲家でもあります。このCDでは1、2、6曲目、そして最後の曲が彼のオリジナル曲です。中でも1曲目と2曲目が、大げさに言えば、ファンキーの何たるかを私に教えてくれました。
この2曲目の「モーニン」はアートブレイキー&ジャズメッセンジャーズによる演奏が有名です。もちろんティモンズも加わっています。この曲が表題となったレコード「モーニン」の大ヒットぶりは、「蕎麦屋の出前持ちも鼻歌で歌った」と言われています。これはあるジャズ評論家が実際に目撃したものだと言われていますけれども、それでもこの手の挿話は「眉唾ものでは?」という思いが先に立ってしまいます。
この「ディス・ヒアー」は「ファンキー」を実感するのに、たぶん「モーニン」と並んで最適な1枚ではないでしょうか。
by BigBrother
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