「SOFTLY,BABY」(1957)
1997.11.30
- SOFTLY
- TAKING A CHANCE IN LOVE
- EASY TO LOVE
- LONG LIVE PHINEAS
- I DIDN'T KNOW WHAT TIME IT WAS
- I'LL REMEMBER APRIL
- INVITATION
- I GOT RHYTHM
- THE MAN I LOVE
- BLUES A LA P.T.
ポール・スミスは「LIQID SOUNDS」で名を馳せました。それは室内楽的なサウンドでした。ただ、この効果を上げるためには、ハーモニーに中心を置く演奏が行なわれます。たぶんクラシックの好きな人には気に入るかも知れません。しかし、均整のとれた上品な演奏は私にはものたらないようにも感じられます。
この「ソフトリー、ベイビー」は、表題に反してけっこうジャズの奔放さが横溢している一枚となっています。ポール・スミスのピアノのすばらしさは一聴して分かるのですが、逆に如何に洗練されようとも、ジャズはクラシックとは別だし、さらにいっそうクラシックとは異なるジャズの本質というものを発揮しなければならないのではないかと思ってしまいます。それを感じさせてくれるのは、しばしば絶妙のタイミングで入ってくるバニー・ケッセルのギターです。
2曲目、5曲目、そして最後の一番ジャズが感じられる「BLUES A LA P.T.」が好きです。
ポール・スミスのリキッド・サウンドの代表作の一つに「COOL AND SPARKLING」があります。クラシックが苦手の私はちょっと敬遠する1枚なのですが、ジャケットは気に入っている作品です。おそらく、このリキッド・サウンドはクラシック好きだとか嫌だとかで論議されるべきでなく、女性とともに耳を傾けるべきなのでしょう。
by BigBrother
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