「WALTZ FOR DEBBY」(1961)
1997.12.5
- MY FOOLISH HEART
- WALTZ FOR DEBBY
- DETOUR AHEAD
- MY ROMANCE
- SOME OTHER TIME
- MILESTONES
- WALTZ FOR DEBBY
- DETOUR AHEAD
- MY ROMANCE
- PORGY
忘年会の幹事はたいへんだと聞いているけど、もしも僕が幹事になったら、そのプランは?ひとまず1次会は居酒屋風のざっくばらんな呑み屋で、カラオケもできて、わーと盛り上がったら、2次会はちょっと洒落たショットバーでゆったりした気分にひたるなんていう凡庸なコンビネーションしか頭に浮かばないなあ。そういえばこの前ニュースで紹介された三条のショットバーの「ブラック・トルネード」というカクテルを一度飲んでみたいねえ。アナウンサーはちょっと酒に詳しいらしく、レシピのレモンハートに気づいて、「これは強いカクテルですよ」と言ってたっけ。
でもジャズを聴くようになってから、やっぱりジャズのBGMで呑みたいよ。新潟の古町の1度だけ行った、確かパルティアだったと思うけど、また訪ねてみたいね。ソニー・クラークの「クール・ストラティン」をリクエストして御機嫌になったんだ。今度はビル・エバンズ・トリオの「ワルツ・フォー・デビー」をかけて貰おう!これも名盤過ぎるほどの名盤だから、こうしたところでリクエストすると、かっこ悪い奴だなんて思われてしまうかもしれないけれど、聴きたいものを聴くほうが結局ジャズと長く付き合って行けるんじゃないかな?
この「ワルツ・フォー・デビー」はリラックスできるんだけど、けっしてだらけた気分にはさせないのさ。それは心地好い緊張感が全編に漲っているからであって、インタープレイを極めた一枚なんだ。でもこの緊張感はそのときビル・エヴァンスがひどく腹を立てていたからなんだという話を聞いたけど、本当かな。理由はなぜかって?聴衆がトリオの演奏をそっちのけで話に夢中になっていたからさ。確かにビレッジ・バンガードの客たちの拍手はおざなりだし、笑い声は混じってるしね。
いずれにせよそんなことかまわないや。所々で聞こえてくるこうした音が不思議と雑音にはなっていないからね。グラスが触れ合い、食器が鳴っているけど、これがかえって豊饒な世界がそこに存在しているって証になっているんだよ。
ところで、植草甚一て知っているかい?今までの文体はこの人を真似したものなんだ。あんまりうまいとはいえないがね。近頃「ワルツ・フォー・デビー」を聞きながら彼のエッセイを読むのが眠る前の習慣になっているのさ。
by BigBrother
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