「BYRD IN PARIS」(1958)
1997.12.14
DISC:1
- DEAR OLD STOCKHOLM
- PAUL'S PAL
- FLUTE BLUES
- RAY'S IDEA
- THE BLUES WALK
DISC:2
- SALT PEANUTS
- PARISIAN THOROUGHFARE
- STARDUST
- 52nd STREET THEME
- AT THIS TIME
- FORMINDABLE
- TWO BASS HIT
- SALT PEANUTS
全編にジャズメンたちの明るい気分が溢れています。感傷的な「デア・オールド・ストックオルム」でさえ、気分の乗った演奏が華を感じさせます。パリのジャズファンの予想以上の好反応がこの雰囲気を醸しだしているのでしょう。リーダーのドナルド・バードのトランペットは若さに満ち満ちています。この音色も作品の華やかな気分をよく表しています。
ダグ・ワトキンスのホーンライクのベースはディスク1枚目の1曲目から印象的ですし、2曲目でフィユーチャーされるウォルター・ディヴスのピアノの素晴らしさにうなってしまいます。
ディスク2のソルト・ピーナッツのに滑稽味をおびたぎやかさで、たんなる騒々しさに終わっていないところが見事ですね。5曲目の「アト・ディス・タイム」の緩急を繰り返す演奏が心に残ります。好きですねえ。
両ディスクともバランスのとれたインタープレイが交わされます。ただ、一つ残念なのは「スターダスト」がやや中途半端にフェイド・アウトしてしまうことです。
これはおそらく現在は品切れでしょうが、最近高音質でかっての名盤が再CD化されていますので、そのうち店頭に並ぶかもしれません。その時はぜひ御買い得の1枚です。
by BigBrother
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