「TRIO & QUINTET」(1955) 1997.12.21

    1. FORECAST
    2. SULTRY EVE
    3. THEY CAN'T TAKE THAT AWAY FROM ME
    4. NIGHT IN TUNISIA
    5. SUMMERTIME
    6. FLIGHT TO JORDAN
    7. TWO LOVERS
    8. CU-BA
    9. YESTERDAYS
    10. SCOTCH BLUES

 前半の5曲はピアノトリオで後半はこれにトロボーンとバリトンサックスが加わります。私は前半が好きですね。二種類の吹奏楽器はどことなく滑稽味を感じさせる音色で、選曲とぴったりしていると言えないような気がします。ただ最後の「スコッチ・ブルース」のユーモラスな雰囲気はトロンボーンとバリトンサックスによってだされています。これらの楽器はここにおいて最も精彩を放っています。
 デューク・ジョーダンのピアノは小粋で繊細なタッチです。これを控え目ながらも素晴らしいベースとドラムがサポートします。私はドラムの演奏者がアート・ブレイキーであると知って、いささか驚きました。ジャズ・メッセンジャーのリーダーのドラムはダイナミックだという先入観があったからです。
 ピアノトリオの絶妙な演奏が効けるのが3曲目の「ゼイ・キャント・テイク・ザット・アウエイ・フロム・ミー」ですね。ピアノ、ドラム、ベースの洒落たインタープレイが交わされます。ちょっと物悲しさも感じさせられる大好きな1曲です。

by BigBrother

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