長岡のプレイスポット=「二年参り、初詣で」 1997.12.27

 暮れも残すところ一週間を切りました。テレビでは1997年を振り返るさまざまな番組がさかんに放映されています。年の瀬もいよいよ押し詰ったという感が強まります。
 大晦日の行事といえば、日中は大掃除と買物を済ませ、夕方からは日本酒を傾けながら、レコード大賞とNHK紅白を見るのが通例となっています。去年だったか、一昨年だったかの紅白では、吉田拓郎が懐かしいフォークを唄っているのがちょっとした聞き物で、特別編成のバンドも紅白ならではの贅沢さでした。
 そうこうするうちにしらずと寝込んでしまっていて、紅白が終わりの頃に不思議と目が醒めます。年越し蕎麦を急いで啜り込むと、あわてて二年参りにでかけます。
 長岡で二年参りや初詣で最も賑うのは平潟神社、蒼柴神社ということになるでしょうか。七箇所の神社をめぐる「七とこまいり」にもかならずといっていいほど入る場所です。そこで今回の「長岡のプレイスポット」では両神社の年末の様子を紹介します。

「平潟神社」
     表町にある平潟神社はローカルニュースで放映されることもある有名神社です。長岡空襲での多くの犠牲者のあった場所でもあります。境内には慰霊碑があります。年末年始の参拝者の人数は長岡では一番です。
     両手に整然と並んだ燈篭の間の、これまた整然と敷き詰められた石畳をゆっくり歩くと、左手にプレハブ製の警備員詰め所がしつらえてありました。反対側には使命を終えたお札やお守りをおさめる場所が、文字もくっきりした新しい表示に替えられていました。年末年始の参拝の準備はほぼ完了したもようです。
     平潟神社の前では家族連れがお参りをしています。デジカメを写している間にも、多くはありませんが、一組、二組ととぎれることなく参拝に訪れる人影があります。年の瀬ですがここには落ち着いた雰囲気が漂っていました。


「蒼柴神社」
     蒼柴神社へは悠久山市営プールとバス停留所脇の長い参道をぶらりと歩いてゆきました。立ち並ぶ桜の木々はすっかり落葉し尽くしています。桜並木から針葉樹の多くなる一画が神域です。訪れた悠久山の蒼柴神社では、神主を含めた4名の方々が最後の準備を整えていました。縁起ものの販売所の設営です。あらかた終わり、値段表を張り付けて完了といったところです。
     蒼柴神社は多くの史跡が存在し、丁寧に冬囲いされていました。さびさびとした境内を悠久山の公園へと抜けると、子供たちがにぎやかに遊び回っていました。


「川崎神社」
     長岡で雪が本降りになるのは小正月の頃です。ですから、年内はもちろん、正月も雪のないこともしばしばあります。そうは言ってもそこは雪国新潟ですから、ちょっと降れば10、20センチと積もってしまいます。そうなると御手軽なのは近所の「川崎神社」への参拝です。歩いても5分ほどですから、たとえ大雪でもさほど障害を感じません。人出もほどほどですし、古い縁起ものを焼く火や煙にもゆっくりあたっている余裕があります。かえって、新年の思いをゆっくり噛みしめることができていいくらいです。最も天気が好ければ、申し分ないですが。
     ふらりと立ち寄ると二年参り・初詣での立て看板が設置され、神社の軒には新年を迎えるにふさわしく注連繩がめぐらされていました。

by BigBrother

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