モンキー・パンチ「新ルパン三世」全16巻 双葉社
1998.1.25
1月14日の深夜NHKで「ふるさとの仲間たち」が放映されました。モンキー・パンチこと加藤一彦氏がふるさと北海道の浜中町に友人たちを訪ね、思い出と今後の抱負を語り合うという趣旨で、番組の最後にモンキーパンチ氏をはじめ番組出演者が「ルパン三世」に登場するキャラクターにそれぞれ扮して太平洋を望む丘を散策する映像で終わりになりました。
番組の中で、「ルパン三世」の今後の構想について、少しだけ語られていましたが、ご本人にはいろいろアイデアも抱いているようですが、まだ具体的に固まってはいないようでした。
この「新ルパン三世」の16巻収録のシリーズ188は完結編と銘打たれ、一応「ルパン三世」は終了のかたちをとっています。ここではルパン三世、次元大介、石川五エ門、峰不二子全員の死が仄めかされるラストですが、そこは毎回ひねりを効かせてきたモンキー・パンチ氏のことゆえ、あらたに「新々ルパン三世」として連載が開始されたとしてもなんら不思議ではないですが、その後新しく連載されたとも聞いていませんから、しばらくは完結状態のままが続くのでしょうか。
この「新ルパン三世」は現在主流なっている文庫版で読むことができます。ただこの双葉社版でうれしいのが、カバーデザインにあふれる遊び心です。カバーにはルパン三世と峰不二子が描かれています。ただ実際ブックカバーとして本の装丁では表の表紙にはルパン三世だけが、そしてその表紙をめくると峰不二子が登場するように趣向が凝らされているのです。こうした洒落たカバーデザインに会うと本当にうれしくなってしまいます。もちろん内容も「ルパン三世」と甲乙つけがたいものとなっています。

by BigBrother
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