「ジャズ関連の書籍」
1998.3.15
ジャズを聞くようになってまだ経歴の浅いので、知ったかぶりをするためには、ネタ本がぜひとも必要となります。もとより「小面倒なのはちょっとご勘弁を」という頭の持ち主なので、どれも入門的なものばかりなのですが、そういうものばかりを読み齧り、したり顔で一席打っているのですから、つらつら省みるとちょっとした心臓ですね。
寺島靖国「辛口JAZZノート」日本文芸社は最初に手にしたジャズ関連の書籍でした。ジャズを聴く姿勢を方向づけられました。大げさに言えば、生まれたばかりのひよこが動くものを親と慕うようになった次第です。わが心の師ですね。
後藤雅洋「ジャズ・オブ・パラダイス」講談社は「こんなに面倒なことを考えながら聴くのだろうか?」と思ってしまった一冊です。相手を納得させるためにしかたがないのでしょうが、かなり理屈っぽいです。寺島靖国氏と同様個性的ではありますね。
岩浪洋三「モダン・ジャズ入門」「モダン・ジャズの系譜」荒地出版社。これからジャズのことを知ろうとするには、もってこいの入門書です。この2冊と厚かましさがあれば、堂々たる訳知り顔もできようというもの。
油井正一編「モダン・ジャズ入門」荒地出版社。数名の執筆陣によってモダン・ジャズが説明されて生きます。さまざまな観点から論じられるので、ヴァリエーション豊かで飽きがこないのですが、その分ジャズについてのイメージが抱きにくくもあります。
植草甚一「ジャズの前衛と黒人たち」晶文社。驚くべき読書と映画との情報量によって、ジャズが語られていきます。ジャズとこれをとりまく文化状況を著者の視点を通して複合的に追体験できます。どちらかというと、応用編というところでしょうか。
最近サントリーのCMではジャズがかなり凝った使われ方をされています。また名盤・希少盤といわれる作品も次々とCD化されています。ジャズに対する人気がさほどあるとは思えませんから、各レコード会社はがんばってくれているのだと思います。こうしたバックアップがあれば、いずれはジャズが大流行!だから今こそジャズに唾をつけておくと、後で先見の明があると拍手喝采を受けること確実!そういうわけにはいかないでしょうかねえ。
by BigBrother
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