ぼくのオンリィ・イエスタディ「80年代思いだすままに」 その12
酎ハイブーム
1998.3.20
田中裕子さんが出演する某洋酒メーカーのCMを見ていたら、1980年代に「タコが言うのよねえ〜」の彼女のセリフが流行語にもなったCMを思いだしました。その中の彼女は商品とまったく関係なさそうな奇抜な服装と髪型をしていましたし、CMのコンセプトも商品そのものを強力に印象づけるよりも、CM自体が面白がられることを意図しているように思えました。
CMの商品は酎ハイブームに大きく貢献しましたが、缶酎ハイではありません。その後「サラダ記念日」に詠まれるほどになった缶酎ハイも当時は出回っていませんでした。それは酎ハイのモトで、アルコール分はありません。焼酎をジュースやサイダーで割ると、焼酎の甘さとあいまって、くどくなってしまうのですが、これを使うとそういうことがありませんでした。レモン、ライム、梅などの種類があり、いずれも炭酸が入っていました。これで別に買ってきた焼酎を割るのです。
その頃大手のメーカーも焼酎の宣伝に力を入れ、人気俳優の松田優作さん、ジャズの帝王マイルス・ディヴィスさんといった大物をCMに起用していました。
酎ハイ用の焼酎は癖がなく、これが焼酎かと思いこんでいましたが、後でソバ焼酎、ムギ焼酎などの独特の風味を有するものもあるのだと知りました。
ぼくもその頃酎ハイを呑みました。まだ酒は酔っ払うことが楽しく、日本酒だろうがビールだろうがウイスキーだろうがあんまりうまい代物ではありませんでした。ですからとにかく飲みやすいもののほうがよかったですし、コークハイやウイスキーサワーにくらべて安上がりでした。
その後次第に日本酒をうまいとおもうようになり、酎ハイを口にする機会も減っていきました。
今では酎ハイを飲みたいとはさほど思いませんが、ホッピーはまだ未体験なので一度くらいはと思っています。
by BigBrother
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