わたせせいぞう「ハートカクテル」講談社
1998.5.3
長岡のブックオフという本のリサイクルショップは品数も多く、おまけに気楽に立ち読みができるので、ちょいちょい立寄ります。そういえば、この前菅野美穂さんの「NUDITY」をみかけました。残念ながら写真集関係は中身を見れないので、見たのは表紙だけでしたが。
まず胸を踊らせて立つのが百円コーナです。ブックオフで買物するのはこのコーナーにほぼ限られています。目を惹くものがなかったら、ゆっくりと立ち読みとなります。最近は「ナニワ金融道」を見ていますが、これが内容が脂身の多い厚手のステーキを二三枚腹に入れた後、さらにバターと生クリームをたっぷり使ったボリュームたっぷりのデザートを詰め込んだような気分になるので、一冊読むと当分結構となりますが。
この「ハートカクテル」も百円コーナーの一冊でした。以前紹介した江口寿史さんの「爆発ディナーショー」でこのパロディーが載っていたのですが、確かにパロディーにしやすいクセのようなものがあります。それは私のような田舎者からすれば、都会的で洗練されたスマートさなのですが。ただほんとうの都会人のからすれば、どうなのでしょうか?それにしても、生活感を消し去っている作品ですね。もちろん、それが作者のネライです。江口寿史さんはこれを茶化していたのですが、作者はいっこうこたえないでしょうが。
それでも私の心のどこかに憧れの気持ちもあります。バブル期のトレンディードラマとも一脈通じます。大人のおとぎ話として読むと、興味深い一冊です。
by BigBrother
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