「AMAZING TOSHIKO AKIYOSHI」(1953,1957) 1998.6.30

「AMAZING TOSHIKO AKIYOSHI」(1953,1957)
    1. WHAT IS THIS THING CALLED LOVE ?
    2. GONE WITH THE WIND
    3. I WANT TO BE HAPPY
    4. TOSHIKO'S BLUES
    5. SHADRACH
    6. SOLIDADO
    7. SQUATTY ROCO
    8. LAURA
    9. BETWEEN ME AND MYSELF
    10. BLUES FOR TOSHIKO
    11. I'LL REMEMBER APRIL
    12. LOVER


 日本の著名な女性ジャズピアニストの一人、秋吉敏子さんのデビュー作が全体の3分の2を占めています。

 表題から連想するのは、バド・パウエルがブルー・ノートから発表した一連のアメイジング・シリーズです。その予想は過たず、この作品はバド・パウエルの影響の強い演奏となっています。こまやかな演奏でありながら、バド・パウエルばりに弾きまくっています。ただバド・パウエル本人の演奏だと前もって言われて聴かされたなら、今一つ迫力に欠けるという印象をいだいてしまうでしょう。もちろん秋吉敏子さんの演奏として内容は申し分ないと思います。なかでも2曲目の「風と共に去りぬ」、11曲目の「四月の思い出」は大好きです。

 むしろ私はこの作品を通じて、バド・パウエルの凄さを再認識できました。秋吉敏子さんを知る絶好の作品というよりも、私にとってバド・パウエルをより深く理解させてくれる機縁となった1枚です。

by BigBrother

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