「とことんまたまたまた酒の肴考」 1998.7.3

CD「アイ・ラブ・パリ」

 水産資源の枯渇といえば、一時期甘エビの水揚げが落ち込みました。新潟市では甘エビは南蛮エビと呼ばれ、大衆的な魚貝類としてひろく食されていました。しかし今から20年ほど前に甘エビの値段は年毎に高騰していきました。最近では持ち直したようですが、けっして安い値段ではありません。

 クセも生臭さもほとんどない半透明の身にはほんのりとした甘みがあります。甘エビの名の由来するところです。もちろん刺身で賞味するに限ります。

 貴重な水産資源の甘エビですから、その頭も捨てずに味わいたいものです。味噌汁や吸い物にしていただくのが、最もポピュラーなところでしょうか。

 頭を丸ごと堪能する手もあります。要は骨せんべいを作るのと同じです。かりかりになるまで油でじっくり揚げて、最後に軽く塩を振るだけです。たださっくりした歯ざわりが身上ですので、揚げ方には細心の注意を払わなければなりません。

 エビがパリパリに揚がりました。香ばしいエビの頭の揚物は冷えたビールに良くあいます。BGMはミッシェル・ルグランの「アイ・ラブ・パリ」を聴くことにしましょう。


by BigBrother

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