「THE JAZZ MESSENGERS AT THE CAFE BOHEMIA VOLUME 1/2」 1998.9.26

「THE JAZZ MESSENGERS AT THE CAFE BOHEMIA VOLUME 1」
    1. SOFT WINDS
    2. THE THEME
    3. MINOR'S HOLIDAY
    4. ALONE TOGETHER
    5. PRINCE ALBERT
    6. LADY BIRD
    7. WHAT'S NEW
    8. DECIPHERING THE MESSAGE

「THE JAZZ MESSENGERS AT THE CAFE BOHEMIA VOLUME 2」
    1. SPORTIN' CROWD
    2. LIKE SOMEONE IN LOVE
    3. YESTERDAYS
    4. JUST ONE OF THOSE THINGS
    5. HANK'S SYMPHONY
    6. GONE WITH THE WIND
    7. AVILA AND TEQUILA
    8. I WAITED FOR YOU

 アート・ブレイキーが健在かも、ましてや彼の率いるジャズ・メッセンジャーズが現在どうなっているかまったく知らないのですが、ほんとどうなっているのでしょうか?

 ジャズ・メッセンジャーズは息の長いジャズのグループです。ただリーダーのアート・ブレイキーをのぞけば、メンバーは何度か替っています。この「カフェ・ボヘミアのジャズ・メッセンジャーズ」の印象は「燻銀のよう」というフレーズがこれ以上ないほどぴったりしています。トランペットのケニ・ドーハム、テナーサックスのハンク・モブレー、ピアノのホレス・シルバー、ベースのダグ・ワトキンス、という顔ぶれをみれば、渋さの中にもきらりとする華やかさの演奏であるのが頷けます。

 ハード・バップのバンドというと、けたたましく騒わぎ立てるイメージがあるのですが、ジャズ・メッセンジャーズの演奏は思いの外、落ち着いたものです。忙中閑ならぬ、動中閑ありの風情です。日本画の巨匠が一本のタッチで宇宙を感じさせるように、ジャズ・メッセンジャーズも最小をもって最大の効果を上げています。演奏に満ちているファンキーさは落ち着いた秋の午後の静寂を破ることはありません。秋だぜ!てな気分になりますね。

by BigBrother

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