「CONVERSATION WITH MYSELF」(1963) 1998.10.25

「CONVERSATION WITH MYSELF」(1963)
    1. ROUND MIDNIGHT
    2. HOW ABOUT YOU
    3. SPARTACUS LOVE THEME
    4. BLUE MONK
    5. STELLA BY SARLIGHT
    6. HEY THERE
    7. N.Y.C.'S NO LARK
    8. JUST YOU,JUST ME
    9. BEMSHA SWING
    10. A SLEEPING BEE

 この「CONVERSATION WITH MYSELF」はビル・エバンスの全曲ピアノソロです。とはいっても、多重録音によって、通常のピアノソロとはちょっと変った趣があります。
 この中の7曲目の「N.Y.C.'S NO LARK」がソニー・クラークに対する追悼曲であることを知っったのは、昨年亡くなった油井正一さんの著書の一節でした。

<ニューヨークからヒバリ去る>「N.Y.C.'S NO LARK」、ソニー・クラークの早過ぎる死を悼んビル・エバンスによる作品で、タイトルはSONNY CLARKの美しいアナグラムである。マイケル・カスクーナ・油井正一共著「ブルーノート・JAZZストーリー」新潮文庫

 1963年の1月13日にソニー・クラークが覚醒剤のオーバードープから、心臓麻痺で突然の死を迎えてしまいます。約1ヵ月後の2月6日に、「N.Y.C.'S NO LARK」はレコーデングされています。
 ビル・エバンスがソニー・クラークにたいしてどのような感情を抱いていたのか、興味く思われました。ジャズについてそれほど知っているわけではないので、もしかしたら、ビル・エバンスはソニー・クラークと親交があったのかも知れません。ただ不思議に感じたのは、二人の演奏スタイルが異なるからです。いずれにせよ、二人とも私の大好きなジャズ・ピアニストですが。もしかしたら、両者はジャズの精神においては案外近いのかも知れません。

by BigBrother

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