どちらかというと、一部のマニアに受けていた吾妻ひでおさんに人気がでたのは80年代のはじめでした。その理由は、70年代の終わりにおきたSFブームに、SF小説やSF映画のパロディーやSF的なギャグがうまく乗ったことにあると思います。そしてもう一つは、彼の描く美少女のキャラクターに魅力にありました。
ヒロインの美少女ななこは超能力者ですが、これまた超が付くほどの弱気な性格で、おまけにやることなすことどじばかりという、吾妻ワールドお約束の設定です。
この作品には漫画家のいしかわじゅんさんをモデルにした、Dr.石川というキャラクターが登場し、ななこの敵役として大活躍するところにニヤリとさせられますね。
「ななこSOS」は吾妻ワールドへの一番取っ付きやすい作品です。