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永井豪氏の独特のエロティシズムの漂う作品群のなかで、SF、オカルト、バイオレンス色の濃いものが高い評価を得ているようですが、スプラスッチクなギャグもけっして忘れてはなりません。もっとも氏のギャグはしばしば残酷さと隣り合わせでありますが。 この「ハレンチ学園」はギャクの要素が強い作品です。しかし、後半でハレンチ大戦争が勃発してしまい、登場人物の多くが死ぬという読者の度胆を抜く展開を見せます。ギャグまんが一般の常識からすれば、読者の予想を完全に裏切るこの展開は衝撃的でさえあります。これは筒井康隆氏の作品の展開にも似ていますね。 聞くところによると、この「ハレンチ学園」の展開は、この作品へのかまびすしい非難に対する永井氏の反論だというのだそうですが。 それにしても、準主役たちの壮絶な死は、小学生だった当時の私には相当ショッキングでした。いくらなんでもああまで、徹底的にキャラクターを殺さなくてもいいのではないかと思ったものです。 by BigBrother
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