つげ義春「ゲンセンカン主人」双葉社
1999.3.27
「ねじ式」「紅い花」の作品等で、一部に熱心なファンを持つつげ義春の作品集です。
この作品集は残念ながら「紅い花」は収録されていませんが、巻頭には「ねじ式」をはじめ、表題作の「ゲンセンカン主人」などの名作が目白押しです。
今回この作品集の「山椒魚」を読んで、以前これを日野日出志氏の作品と勘違いしていたことに気づきました。
つげ義春氏の作品を初めて読んだのは高校生の時でした。この作品集にも収録されている「初茸がり」のほのぼのした味わいはすぐさま共感できましたが、「ねじ式」などの夢の中の出来事を描いたような作品群は、面白いのか面白くないのかよく分かりませんでしたが、不思議に心に残るものでした。
この作品集は現在品切れかも知れませんが、古本屋では案外入手可能だと思われますし、他の出版社からもつげ義春氏の作品集が読むことができます。
メジャーなまんがしか目にしない人には新鮮に映るはずです。
by BigBrother
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