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THE SCENE CHANGES /
THE AMAZING BUD POWELL VOL.5 (1958)
1999.6.24
君の鼻は妙にぼくの心を妙にくすぐるんだけれど、どうしてだろう?形が変だと言うわけではないよ。指先でそっとなでてみたくなる。君の鼻は君の存在と切り離せない関係だけれども、だといってこれほど気にかかるのはなぜだろう?フロイト大先生だったら、こんなぼくを見事に分析してくれるだろう。え、酔い過ぎだって。そうかもね、思いは堂々巡りの迷路へ入り込んでるからね。それにしても君の鼻の頭にうっすら浮かぶ汗の粒子の輝くのはなんて素敵だろう。キスしてもいいかな?鼻の先にさ。そんなにおかいし?でもその笑いはいいてことだよね?いや、やめておこう。そんなことをしたら、たのしい夢が醒める気がするのさ。いまちょっと思ったよ、君の鼻がもっと低かったらったら世界は変っていただろうかって?そんな気の効いたことを言ったのはフランスの哲学者だそうだ。この種の手合いは野暮天と決まっているんだけれど、さすがにフランス人らしいや。確か、クレオパトラだよね、この鼻の主は?それにしても、今流れている曲がバド・パウェルの「クレオパトラの夢」というのもなんとも偶然だね。でもなんて評したらいいのだろう?このバド・パウェエルの演奏は。思いのすべてをピアノにぶつけているのは感じられるけど、どこか支離滅裂なところがって、不安をかき立てるよね。それでいて、美しい印象が残るのはなぜかな?なんだか君の鼻のようだね。やっぱりキスさせてもらおう。なぜ思い直したかって?そうすれば、すべての謎が解けるような気がするのさ。 by BigBrother
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