なんとも酒の肴考
なんともまたまた酒の肴考 1999.8.21
=バジリコとトマトのパスタ=

バジリコ 厳しい残暑が続きます。
 お盆休みは必死に飲みまくっていますが、こう暑いとさわやかでフルーティなものがほしくなります。ということで、最近個人的に気に入っているのが、ビールのライム割りなのですが。これは家族から大いに顰蹙を買っています。もちろん、世のビール党からも石を投げ付けられること必死でしょうね。でも、おいしいと思うのですが。
 この茹だるような暑気には、冷やしたワインが無難でしょう。私はワイン通ではないので、飲みごこちのジュースのようなワインが好きです。これはえてして安い代物が多く、そうした点も懐具合のさみしいおじさんには嬉しい限りです。
 ワインとくれば、チーズ、パスタ。
 この前買ったブルーチーズが思いの外塩ょっぱいのには、「やっぱり、日本のプロセスチーズの方が、もっと言えばチーカマのほうが口に合うなあ」とまったく食生活の貧困さをみずから露呈してしまう、感想を抱いてしまいました。
 そんなことではナイスミドルになれないぞと、気を摂り直し、バジリコとトマトのスパゲチィ、いや、もとい、スパゲティ、いやいや、もとい、パスタをこしらえることにしました。これがワインにも、じっとしていても汗のしたたる暑さにも合うのです。
プランターのパジリコ 用意するのは齧ると歯のしみるほど冷えたフレッシュトマト、大蒜、オリーブオイル、胡椒、塩。それと忘れてならないのが、生のバジリコ。まったくこれが味噌なのです!なんて、ちょっとおしゃれっぽいと一人ニヤつき満足しているのがおじさんの悪いところですね。じつのところ、バジリコは育てやすいらしく、昨年から家のプランターで香りの高い葉を茂らせています。
 パスタの茹であがりを見計らい、これら用意したもので冷えたソースを作ります。塞の目切りのトマトはできたら、皮を剥き、種も除いた方がいいのだけれど、まあおじさんはそんなことはしないわな。それと大蒜は、精力をつけたいという誘惑にかられても、隠し味程度でけっしていれ過ぎないように。これもおじさんの自戒だわな。それとちょっと多めにバジリコを微塵切りに。これらを塩、胡椒で味をつけたらソースはOK!あとはこれに茹で上がったパスタを手早くからめて、でき上がり。
 実にシンプルなのですが、一回口にしただけでこれは癖になるぞという印象をもちます。食材を引き立てるバジリコの香気は食欲を促し、冷えたトマトと熱い湯気をたてるパスタの対比がなんとも言えないハーモニーを生みだしています。え、そんなこととっくに知ってる、おじさんは遅れてるって。これは一本摂られたわな。こうなりゃヤケワインだ〜ぁ!ぐすん。

by BigBrother  

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