近所の田んぼ2 順調な生育 1998.5.24

5月24日の稲  今日は雨がぱらつきましたが、最近、初夏を思わせる陽気が数日続きました。新潟県で田植えが遅い山沿いの地区でも今頃になると殆ど終わります。

 60過ぎの父が子供だった頃、農村では田植えが終わるとご飯をよそったお茶碗に秋収穫時の稲の高さほどの茅の箸を二本立てホオバ(朴の木の葉)の中央に黄粉を用意しておきこれを秋の豊作を祈るおまじないと共に箸の上からパラパラと振り掛けました。黄粉は稲の花が咲き稲が実る様子でおまじないの言葉にそれを裏付ける文句があったと言うことですが大人になってからこの習慣は行わなくなったため良く憶えていないそうです。ホオバを準備するのはその家の子供の仕事でした。そして、身欠ニシン、輪麩、蕗、筍の入った煮染めを食べます。これがそこでの早苗饗(さなぶり)でした。

    早苗饗(さなぶり)

      「さのぼり(早上り)」の転。田植を終えた祝い。<季・夏>
      ----- 広辞苑 第四版(CD-ROM) -----

 機械化により稲作の重労働からは解放されましたが、風情のある習慣も少なくなったようですね。

 少なくなった近所の田んぼは小さな鳥達の格好の餌場となっています。

by SmallBrother

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