先日のWidowsが起動しないノートパソコンは、WindowsXPの基本的なファイルが不良セクタがHDD(ハードディスク)上に発生していて起動時にハングアップしていた。メーカーはNEC。Windowsのこの手のトラブルの時にもLinuxのライブCDなどが活躍します。まず、badblocksコマンド。183個の「bad blocks fond」と表示された。Windowsをインストールしなおせば直後は良いが、HDD故障の初期段階であれば、直にまた似たようなトラブルになる事少なくないので、ハードディスクを交換することにしました。40GBなのでHDDは1万円前後。NECのこのパソコンの場合、Windowsなどの復旧は、ハードディスク無いの特定の領域に保存してあるデータを電源ONの時にファンクションキーのF11を押す事で復旧プログラムを起動させて行います。ここで問題になるのは、新しいハードディスクを購入した場合は、この復旧プログラムが無いのでWindowsを復旧できないのです。NECのサポートへ連絡してもCDなどでの提供はしてくれないと回答。そこで今度はLinuxのライブCDなどにあるddコマンドを利用します。新しいHDDは同じ容量かサイズが大きいものであればうまくいくことが多いようですが、新しいHDDに現在のHDDより復旧システムのある領域をコピーします。新しいHDDはUSB接続できるケースに入れて接続しました。なお、USB接続では接続するコネクタ(差込口)が複数ある場合に場所によってはディスクを認識し無いことがあります。
・・・と作業を行いめでたくWindowsを復旧し、それまでのHDDより必要と思われるデータを新しいHDDのD:ドライブにコピーしました。今回の機種はHDDの交換が行いやすいつくりで助かりました。
LinuxのライブCDは使えます。ちなみにハードディスク関連のトラブルはNECのWebサイトの自動診断で確認すると概算費用が5万円程になっていました。
ハードディスクを販売しているメーカーでは交換手順をWebで紹介しています。なお、自分で交換する時は、注意にあるようにメーカー保証の対象外ととなりますので注意して下さい。
メルコHD交換手順: http://buffalo.jp/stepup/setup/dvn/menu.html
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