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のどかにまたまたまたまたまたまた酒の肴考

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 山独活の胡桃味噌和え

 山菜の王者は?近頃はやりのランキングではないですが、わたしの中では押しも押されもせぬ堂々の一位なのが、山独活。若芽は天麩羅に、皮はきんぴら、本体は三杯酢でよし、煮物もよし、自由自在に食せる山菜です。

 和えものは山独活を味わうのに格好の料理法です。中でも胡桃の和えものが、私の好きな一品です。

 薫り高い山独活に濃厚な胡桃味噌。これが絶妙に調和します。クセの強い者同士がうまく纏まった好例です。もちろん、日本酒が合うんですな。日本酒がなければ、画龍点睛を欠いて、飛ぶに飛べないままですね。

 それでは、一筆ならぬ、一献を傾け、体のほうはしっかり下界に置いて、気持ちだけは天に昇っていきましょうか。


のどかにまたまたまたまたまた酒の肴考

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 ぬた。前にも書いたのですけれど、簡単にいえば、酢味噌和え。酢味噌と相性のいいものなら、なんでもあり。

 ってことで、葱のぬた。長葱を鍋の大きさに収まるほどに切り、熱湯で湯がく。火が通ったら、冷まして、一口大に切り分け、酢味噌と和える。これだけなんですな。簡単。

 ってことで、一杯。


のどかにまたまたまたまた酒の肴考

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 山菜ってアクが強いものが多いですけれど、地元で「こごみ」と呼んでいる山菜は比較的アクのほとんどない山菜です。ワラビやゼンマイと同じく、シダ植物で、形はゼンマイに似ています。

 ゴミをとりのぞき、きれいに水洗いした後、湯がいてマヨネーズでたべたり、花ガツオとたれでおひたし風、あるいは水気を切り、てんぷら、炒めものにと、山菜と思えないほど手軽な下ごしらえで済みます。

 今回は知り合いの方の家庭菜園で収穫したこごみです。ほったらかしにしてあったそうで、かなり小ぶりでしたが、このこごみで胡麻和え。さっそく、一杯と行きました。小粒ながらも春を満喫しました。


のどかにまたまたまた酒の肴考

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 結構気に入っているのが、山芋の三杯酢。

 別に三杯酢でなくても、好みのダシ汁でいいと思う。そこにすりおろした山芋を一口大にして浮かべる。

 山芋特有のこってりした粘りでないと、このうまさは出ない。この肴、山芋を手に入れることにすべてがかかっている。

 すりおろしただけなのだが、芋とは思えないほどの粘り気と弾力。たっぷりの幾分濃い目のダシ汁に浮かべると、そこそこダシを含んでくれる。山芋の繊細にして素朴な野趣を満喫できる。

 燗でも冷でも合いますなあ。甘露、甘露。


のどかにまたまた酒の肴考

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 桜も満開、春たけなわですな。

 蕗の薹は雪解け直前の雪の下から掘り出した方がうまいと思うのですが、この場合ちょっと手間がかかります。今の時期雪もすっかり消えてしまって、絶好のタイミングは逸してしまったわけですが、野山のあちこちに目にすることのできる山菜です。
 
 蕗の薹に限らず、山菜の手軽な調理は天麩羅ですね。油で揚げると、山菜特有のアクも和らぎますし、それでいて、山菜の香りと味わいが充分満喫できます。

 蕗の薹の天麩羅。塩をちょいつけていただくことにします


のどかにまた酒の肴考

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 牡蠣のバター焼きで牡蠣のうまさを再認識。あらたな牡蠣の酒肴はないかと、ネットを検索。佃煮がうまそうなので、いくつかの記事を参考に調理。

 まず剥き牡蠣を水であらい、さっと湯通し。また水洗いの後、水気をしっかりきる。このやり方を選んだのは、生臭さを和らげ、煮ているときのアク掬いをやらずに済ませるのではと考えたから。間違ってるかもしれませんが。

 牡蠣は300gを購入。酒100cc、砂糖大匙1、みりん大匙1、醤油大匙2、生姜大匙2分の1を煮汁を用意。この煮汁の手順も細かいことを言えば、あるようですが、はじめから一緒に合わせ、中火で沸かしました。

 煮汁が煮立ったところで、さきほどの牡蠣を入れて、弱火で40分ほど煮ました。これは落としぶたをした方がいいみたいですね。水きりに使ったペーパータオルを再利用。

 なかなか乙な牡蠣の佃煮が出来上がりました。佃煮になると、ずいぶん量が減るもんですね。味も濃厚。でもこれがまた日本酒に合うんですね。思いの外酒がすすみます。調子にのって、酒も肴も品切れなんてことになりそうです。自重自重。


のどかに酒の肴考

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 牡蠣がうまそうだったので買ってきました。牡蠣と言えば、牡蠣フライしか思い浮かばないのですが、揚げ物は手がかかるので、手軽のものというので、ネットを参考にして、さっそくバター焼き。

 塩水でよく洗い、ペーパータオルで水気をとり、丹念に小麦粉をまぶして、にんにくのみじん切りで香りの立ち込める熱い油をしいたフライパンで焼く。
ほどよくやきあがったところで風味づけのバターを入れ(これはバターがもったいないから、一応自分の判断)なじませ、酒、塩、こしょうする。ここでは塩は控えました。後でしょうゆをたらすため(これも自己判断)。だって、手ものと酒は冷酒だものね。

 ネギのみじん切り(ネットはパセリ)を散らし、レモンを振って、出来上がりにしょうゆをたらして、食べたらうまいのなんの。

 こんなにいい加減に作って、うまいのだから、腕に覚えのある人が作ったらいかほどまでにうまくなるのか。牡蠣フライしか頭に浮かばなかったのが、これからは、牡蠣のバター焼きが酒の肴として登録されました。冷酒が進みますね。
 


ごぶさたまたまたまたまたまたまたまた酒の肴考

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 飲んだくれて気づけば師走。気づいても飲んだくれるってのが、酒飲みの酒飲みたるゆえん。年の瀬、なにかと寒い時には熱燗。安酒をこれでもってなくらいに熱燗にして飲むのがいいですな。酒のまわりがてきめんで、一人寝の煎餅布団が苦になりません。

 つまみは白菜の漬物。これが合うんだ、熱燗に。そこらにほっぽっておいてもきりきりに冷えて歯にしむほどだ。そのうえ微妙に、酸っぱくなってるんだ、これが。え?悪くなったんでしょ?とんでもない、発酵したんだね。古漬けなんて言う人もいるけれど、まったく新しく生まれかわったんだって言いたい。乳酸菌のせいで、健康にもこのうえなしだ。もっともこれで五合飲んじゃったんだから、差し引きすればマイナスだな。


コメント一覧

望郷生 (12/17 15:56) 編集・削除

長岡は雪が積もったでしょうか。
今度の正月は雪の中なのでしょうか。
ところで、先日のユズといい、今回の白菜漬けといい、
私も大好きです。以前は女房が漬けたのですが、今年は白菜が高いようで漬けませんでした。買ってくるので、うまい白菜漬けに出会ったことはありません。自家製の白菜漬けを食すことのできるBBさんがうらやましい限りです。

マイナス水素イオン@春 URL (12/22 15:31) 編集・削除

はじめましてのコメントです!
ブログ楽しく読ませて頂きました^^
また遊びに来ますので宜しくお願い致します!

餃子マン URL (12/23 16:00) 編集・削除

はじめまして!
年末にかけて私も飲んだくれの生活を送ることになりそうです。

スターバックス URL (12/23 16:23) 編集・削除

こんにちわ!
味のあるブログですね。白菜の漬物いいですね~。
白菜の漬物は常に冷蔵庫に置いてあります。
他にカブの酢漬けもイケます。

静@咳 URL (12/25 12:17) 編集・削除

五合は呑み過ぎじゃないでしょうか?
スミマセン・・。
司馬遼太郎さんの河合継之助を思い出しながら
拝見しました。

ヘルニアで腰痛 URL (12/25 16:07) 編集・削除

漬物に熱燗・・・良いですねぇ~。
漬物であれば、基本的になんでも酒が進みますよね!!

BB (12/26 19:24) 編集・削除

 望郷生さん、いかがお過ごしでしょうか。

12月26日現在、八方台や鋸山などには雪が積もっていますが、長岡の市街は雪はありません。週間予報は大みそかに雪マークがありました。

 長岡の本格的な雪は大みそかから年明けにかけて降ることが通例だと記憶しています。大雪にしろ、小雪にしろ、だいたい降り始めはそんなところで、大雪かどうかを分けるのは2月の雪の降りぐあいだったように思っています。

 さて、この冬はどうなりますことやら。でも冬至を越して陽が長くなってゆくって嬉しいですね。今日12月26日の長岡は穏やかな天候でした。

 今年の風邪は長引くようです。お互いに健康に気をつけ快適な冬を送りたいものですね。

BB (12/26 19:30) 編集・削除

マイナス水素イオン@春さん、書き込みありがとうございます。
 
 このブログは弟のSBとほそぼそとやっております。よろしかったらまたお立ち寄りください。
 

BB (12/26 20:06) 編集・削除

餃子マンさん、書き込みありがとうごいます。
以前手作り餃子にはまってせっせとつくったことがありましたが、最近は近くのお肉やさんの餃子や市販のもので済ませております。

 この頃では焼くときに小麦粉を溶いた水で羽を作ることを覚え、気に入ってせっせと焼いております。

 よろしかったら、またお立ち寄りください。

BB (12/27 02:32) 編集・削除

スターバックスさん、はじめまして。

白菜の漬物って、昔は物足りないように思っていましたが、最近なぜかうまいです。白菜のキムチもあれはあれでよいのですが、日本酒にはシンプルな白菜の漬物のほうがぴったりする気がします。
 
 スターバックスさんの冷蔵庫には酒の肴が豊富にあるようなのでうらやましいです。

 それではよろしかったら、また当ホームページにお立ち寄りください。

BB (12/27 02:39) 編集・削除

静@咳さん、書き込みありがとうございます。

呑み過ぎですね。恐ろしいことに着実にアルコール依存症に近くなってきています。よく記憶なくなるし。

司馬遼太郎「峠」なつかしいですね。去年司馬遼太郎の「空海の風景」を読んで感心いたしました。これは小説というよりも、随想に近いのでしょうかね。下手に小説化するよりも、空海像が生き生きと感じられました。

最近は酒と漬物と小説片手に呑んでます。

よろしかったら、今後ともお立ち寄りください。

BB (12/27 02:45) 編集・削除

ヘルニアで腰痛さん、はじめまして。

熱燗って昔は苦手だったんですが、年とったせいか、
やけにうまいです。
それと漬物。腹に持たれなくていいです。これは飲み過ぎで胃腸が弱っているのと、年齢からくる必然的な内臓の衰えでしょうね。もちろん私の場合。

それでは、機会がありましたら、ぜひ当ホームページにお立ち寄りください。

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味つけ煮玉子

 ラーメンブームでおなじみになった味玉。ほんの少しの手間で家でも予想外に出来上がります。

 私はスーパーの安売りの時にワンパック100円ほどで買い、調味液につけ込みます。

 半熟が好きなので、ゆで時間は6分10秒ほど。黄身が片寄らないように、静かにかきまぜる。水道の水ざっと冷やした後、氷水で急速冷却。ゆであがり後、とにかく素早く冷やすと殻がきれいにむけるようです。

 調味液は市販のつゆのもとを使っています。和風なので、さっぱりした味に仕上がります。

 遠足の固ゆで卵や弁当の甘い卵焼きがご馳走だった世代には、今の卵の安さにはびっくりさせられます。なんでも一日に2回産ませるとか。そのせいか卵の殻が薄く、ゆでる時にひびが入ってしょうがないですね。


タグ:酒の肴

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望郷生 (08/21 09:06) 編集・削除

おいしそうですね。
市販のつゆの素を使うのですね。
今度の休みに試そうと思います。
ありがとうございました。

BB (08/22 20:26) 編集・削除

 望郷生さん、書き込みありがとうございます。
私は「テンヨのだしつゆビミサン濃縮5倍」というものを使っています。これがよいとかではなく、たまたま家にあったってことです。
 5倍を目安にして、漬け込みます。夏は傷みやすいのでとにかく清潔にして、冷蔵庫で味がしみ込むのをたのしみにしております。じっくりつけこむほうがすきなので、薄めにしています。
 こちらは昨夜今までないほど蒸しました。今日は午後から雨が降ってくれて、よほど過ごしやすくなっています。それでは。

 

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キュウリとアナゴの和え物

 中華の料理人がしばしば言うのですが、「この食材は体を温めます」とか「あの食材は体を冷やします」ってフレーズがあります。これが前々から不思議でなりません。食べ物はどんなものにもカロリーがあるから、(最近は0カロリーをうたっている清涼飲料水もありますけれど)消化すれば、まちがいなく体温は上がるのではないかなっと常々思っているのです。あるいは、新陳代謝を活性化するとか逆に抑えるということなのでしょうか?とにかく、いつもこのフレーズに引っかかっています。

 河童の大好物のキュウリは中華では体を冷やすそうで、夏向きということになります。真偽のほどはどうであれ、涼感たっぷりの夏野菜の代表です。そのまま食べることが多いですが、炒めても、煮てもうまいと私は思っています。

 きゅうりの酢の物は爽やかな酸味が夏にぴったりの一品です。単品でもうまいですけれど、ほかの食材と和えるとうまさと豪華さがぐっと増します。今回はスーパー特売のアナゴの蒲焼と取り合わせただけのお手軽酒の肴です。


①もぎたてのキュウリを薄切りにし、軽く塩をする。しんなりしたら、しっかり水気を切る。

②好みや、料理の知識のある人は二杯酢とか三杯酢を用意して和える。簡単適当をモットーとする男の料理は塩もみの塩加減が許容範囲だったら、シンプルに酢だけでよい。

③アナゴの蒲焼きを細目の短冊に切っておく。これを②と和える。

④味が落ち着くまで、4,5分てところ冷蔵庫に入れておく。いっこくもがまんできない人は、どうぞ御自由に。


 仕上げにすり胡麻をあしらえば、高級感も増そうというもの。手間もお金もかかっていない割には気の利いた一品に仕上がります。


タグ:酒の肴