フリーPC−UNIXに挑戦  <その1>
情報はこんなにいっぱい! 1998.2.28

 最近、パソコンで動くフリーのUNIXの記事をパソコン雑誌で目にすることが多くなりました。「UNIX」という綴りは、MS−DOSを使っていた頃から、多くの部分がUNIXというOSを参考にしていると言う説明で何度も出てきました。しかし、最近まで、自分のやっている仕事と関係が無いためか、UNIXがマルチユーザー、マルチタスクOSで在ること以外殆ど知りませんでした。

 パソコンのUNIXと言うとPC−9801用では日本電気(NEC)から「PC−UX/V」として10年も前から販売されていました。現在の価格は分かりませんが。当時はC言語(コンパイラ)の無い基本システムが15万前後でした。10年前と言えば、日本電気では、やっと98シリーズの32ビットCPU搭載機PC−9801RAが発売された頃です。メインメモリもh標準では1.6MBしか搭載されていませんでした。8ビットの8801シリーズがまだ販売され、このころから16ビット機がパソコン販売の中心となっていました。

 昨年の夏に休刊となった「TheBASIC」にてパソコンのUNIXが価格の手頃なIBM互換機で動作する事やインストーラーによりインストールが楽になったこと、インターネットで情報の交換が活発に行われていることを知りました。最近は、WIN95にも慣れ新鮮さも薄れ、インターネットを利用することが多くなり、インターネットサーバーがUNIXを使用していることなどを知り、一度は動かしてみたいと動き始めたわけです。
 2月22日に大手通りの角張書店にてCD−ROM付きの「RunRunLinux」を購入しました。ここ長岡市(新潟県)でコンピュータ関係の書籍が一番多いのはこの角張書店の様です。早速、次の日から会社で休憩時間を利用してインストールを試みましたが、CD−ROM、ネットワークカードを認識しません。フリーのUNIXですから、問題は自分で解決しなければなりません。そんなときに頼りになるのが以下のサイトです。
http://jf.gee.kyoto-u.ac.jp/JF/JF.html
 フリーのUNIXには、その起源などから多少の違いがあります。良く目にする物には、「Linux」、「FreeBSD」等があります。私が今回選択したのは、Linuxです。Linuxは更に、配布パッケージとして、「Slackware」、「RedHat」などがあります。詳しい説明は、「Linux」と「FreeBSD」のサイトが在ります。こちらをご覧下さい。
http://www.jp.freebsd.org/  購入したRunRunLinuxに付属のCD−ROMには、Slackwareが付属していました。インターネットなどで情報は確かに沢山ありますが初心者には、高い壁が在ります。次回は、インストールの難しさについて書きたいと思います。

by SmallBrother


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