MS−DOSについて
 MS−DOSは、MicroSoft Disk Oparating Systemを略したものです。パソコンでプログラムを動かす為の基本的な処理を行います。フロッピーディスクでファイルを管理や簡単な文字の表示などの基本的機能が組み込まれ、プログラムを作成する時にこれらの機能を利用できるようになっています。
 ワードプロ専用機でもMS−DOSの基本部分が搭載されている物があります。ただしユーザが自由にMS−DOSを操作出来るようには設定されていません。
 WINDOWS95はMS−DOSのソフトが大体動くように考慮されています。DOSプロンプトやDOSモードがそれです。WINDOWS95のひとつ前のWINDOWS3.1はMS−DOSが動いてからワープロソフトや表計算ソフトを動かすような方法で動いています。6.2がNECの98シリーズの最後のバージョンとなるようです。現在も利用する事があるMS−DOSですが、私の使った事のある範囲で簡単にMS−DOSの説明をします。
Version 2.11
公然とソフトに市販のソフトにOSの基本部分が組み込まれた状態で販売されていたそのためその為、著作権、ロイヤリティの問題で色々とあった。

Version 3.1
 余り記憶がありません。
Version 3.3 3.3A 3.3B 3.3C 3.3D
 拡張フォーマット対応。アプリケーションの巨大化に対応するには、主にEMSを利用していました。
 NECではEMSのページフレームを確保する為にFM音源のROMを切り離すなどの対応が必要でした。ユーザが混乱しました。
 3.3Cくらいから付属の漢字変換であるNECAI変換がかなり使いやすくなりました。キーの操作がATOKに近くなり,キーの変更も可能となりました。

Version 4.0
 NECは販売しませんでした。EPSONが発売しました。NECがしばらくして5.0を発売しました。これには、当時アシスト社が9,800円で販売していたアシストカルクやアシストワードに付属していたEGBridgeが
Version 5.0A 5.0A−H
 パソコン本体の高速化に伴いCPUが32ビットとなりました。メモリの管理がEMSかに加えてXMSなどが利用されるようになりました。
このころから一気にHDの容量がアップしました。
DOSのバージョンをチェックしてから動作するプログラムに対応するために、「SETVER.EXE」が採用されました。
Version 6.2
 会社で開発,販売しているソフトはMS−DOSの上で動きます。
DOS付属のメモリドライバはI/OデータのOEMとなりました。

Version 7.0
WINDOWS95のDOSプロンプトでは内部で7.0等となっている様です。

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