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ラーメン日記=ラーメンを食べた印象を残すための忘備録

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11月1日 
新潟県新潟市中央区信濃町2-11 第二信善ビル1F 三吉屋信濃店 チャーシューメン650円
新潟県新潟市中央区大川前通6-1202 ワンタンメン580円

ネットで三吉屋信濃町店のおおおよその場所を確認。スーパーの隣接しているからすぐわかるだろうと思っていざ出かけると、見つけられない。しばらくうろうろしていると、スーパーに隣接しているビルの1Fが半地下状態になっているのに気づきました。しかも2F以上はビルの側面を出入りにしているため、通路がそれぞれの階にあり、これが半地下の1Fを覆ていたので、道路側から隠した格好になっていました。
二階の通路が屋根代わりになっているので、半地下の1Fはプチアーケード。シャッターの降りているところもありましたが、手前から、喫茶店、バーバー、パスタ店(こちらはぜひ次回来てみたいです)と三吉屋。あれこれで何とかたどり着いたときはちょうど11時。たしか食べログでも11時開店だったから、一番乗りと入ったら、のんびり休憩モード。「15分からです」と言われ、隣のスーパーで時間をつぶして再来店。一番乗りかと思いきや先客一名。
基本のラーメンが550円とは今時安い。チャーシューメンでも100円増しの650円だから、「チャーシューメンをオーダーしないでなんとしようぞ」の思いでオーダー。
しばらくすると常連らしき客がぼちぼちと訪れる。ラーメンのオーダーを受けるのは店主ではなく、二人いるうちのおばちゃん従業員の一人に任せているようで、麺揚げ担当。
タンメンが人気らしく、注文の半分はタンメン。こちらのタンメンは店主自ら中華鍋を振っていました。
スープは三店の中でもちょっとしょっぱめ。鶏ガラ豚ガラを抑えたノスタルジックなさっぱり系スープ。
堅めなチャーシューも昭和のテイスト。彩りの緑がグリーンピースというのも昭和モダンなのだったのでしょうか。
三店の中ではここが創業当初の味を伝えているのでしょうか。店頭には昭和ではお約束だったロウ細工の見本が置いてありますし、先客の一人を除いて、来る客来る客は人生の盛りを昭和の時代に送ったと思しき人たちばかり。こうした人々の嗜好に合うラーメンを出すお店だと思います。40代より若い人たちにはここのお店は微妙に合わないかもしれません。
おそらく駅南けやき通り店は若者向き、西堀は一般向き、信濃町店はちょっと年配向き、なんてことがあえて分けるとした言えるかもしれません。
信濃店の店主が一番年配のようにも見えたので、店主の年齢が生み出すのにふさわしい一杯なのかもしれません。

2時間半ほどのインターバルをおいて、古町の政吉へ。一時半を回っていたので、暖簾は出ているものの店内には人影はなし。声をかけて入ると、奥ともいえない脇から声がして、店主出現。
ここも基本のラーメンが550円。チャーシューメンは200円高い750円ですが、それでも他店からすれば割安。それよりもワンタン麺580円というのは安すぎじゃない?「頼まないでどーする」の声が頭の中でこだまする。ってことでワンタン麺をオーダー。
580円にしてはワンタンはたっぷり。皮は茹ですぎな気もしましたが、とろけうtるような柔らかい皮が激熱。口の中をやけどしないようにふうふういいながらおいしくたべました。
小ぶりですが厚めのチャーシューは肉の食感をじゅうぶんに残したサッパリとした味付け。あっさりしたスープに合います。
煮干しと豚ガラ鶏ガラが調和したあっさりスープはアキのこない風味。細麺とも相性も良く、おいしい一杯でした。
あえて難を付ければ、味付け海苔?が頼りなげな風情。それはそれで下町のラーメンという気分が増すようにも思えるかな?個人的には味付け海苔より焼き海苔にしてほしかった。
政吉のラーメンはかなり好みですね。近いうちにまた来たいですし、混んでいない(昼時を避けたってこともあるかな)のってところもなんだか自分だけのお店を見つけたようでうれしいです。


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