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BILL EVANS THE COMPLETE RIVERSIDE RECORDINGS(1956~1963)

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昨年の年末25日にBILL EVANS THE COMPLETE RIVERSIDE RECORDINGS(アナログ18枚組)を購入しました。

ビルエバンズの作品はハズレはないのですが、なかでもリバーサイド時代は名盤ぞろい。当時リリースされたLPは現在CDで聴けますし、さらに当時未発表だった演奏もCDのボーナストラックの形で日の目を見ているので、熱狂的なファンでない限り、件の代物を買う必要などないわけです。ということは私が熱狂的なビルエバンスのファン、それ以上にアナログの音質の魅力にがっちりとらえられてしまったことにあります。

アナログの音質の魅力は良質の酒以上、杯を幾つも重ねてもけっして悪酔い二日酔いになることもなく、最上の酩酊が残ります。
名演をアナログの音質で聴く魅力に抵抗できずに購入してしまったわけで、年末年始はこの18枚セットに暮れ明けました。

通して聴いて音質には満足。不満ではないのですが、当時それぞれのタイトル名で発売されたアルバムの選曲や曲の配列のすばらしさを改めて実感した次第です。これはは「Complete Village Vanguard Recordings 1961」を聴いたときにも思ったのですが、当然ながら、全く印象が違うのですね。このビレッジバンガードの演奏は選曲、編集され「Waltz For Debby」と「Sunday At The Village Vanguard」の2アルバムとして発売されました。当然ながら、作品としての完成度はこちらが上。もちろんライブ録音も捨てがたい妙味があります。

「THE COMPLETE RIVERSIDE RECORDINGS」もLPアルバムとして発表された作品に比べると当然ながら作品としての完成度は劣るのですが、原石のままの宝石がごろごろしている印象で味わい深い。


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