Solo Monk
DINAH
I SURRENDER,DEAR
SWEET AND LOVELY
NORTH OF THE SUNSET
RUBY,MY DEAR
I'M CONFESSIN'
I HADN'T ANYONE TILL YOU
MONK'S POINT
I SHOULD CARE
ASK ME NOW
TESE FOOLISH THINGS
ジャズはクラシックやミュージカル、ポピュラーの曲をネタに演奏する。だから、ジャズを他の音楽から分けるのは、演奏の仕方ってことになる。ジャズ特有の演奏の仕方は何かってことだけれど、ブルーノートとかオフビートとかあったりするし、複雑に絡み合うリズムとかで演奏したりするのがジャズかなー、なんて思ってみたりするが、それじゃこれでジャズ演奏になるかって言うと、やっぱり違う気がする。演奏が感動を与えてくれるには、これだけでは何かが足らない。即興演奏というものだろうか。そんな気もする。即興演奏もコード進行とかの基本枠みたいなのはあるそうだけど、「ジャズマン個々」の演奏ってことになるかなあ。
即興演奏はジャズマンそれぞれの個性によるわけだから、個性的なジャズマンであればあるほど、すばらしい即興演奏ができるってことになる。ただ、むずかしいのは、個性的なジャズマンたちがうまくおりあいをつけて、バンドを組めるかってこと。
うってつけの話となるのが、セロニアス・モンクだ。彼とマイルス・ディビィスの逸話は有名だし、モンクの最も優れた演奏はソロピアノだけだってする人がいるくらいだ。
モンクは通が好むジャズマンだ。まったく不可解な演奏をする。バップの成立に影響を与えたり、とにかくすごいらしい。それでいて、本流になったことはない。
モンクが作曲した「ラウンド・アバウト・ミッドナイト」は現在ジャズの枠を越えた有名曲になっている。他にもいい曲を書いてるそうだ。こんなところからも、ジャズって演奏が鍵らしいってことが分かる。
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