「国語入試問題必勝法」が話題になったのは共通一次試験の登場した頃だったでしょうか。一読皮肉の利いた短編に笑いながらも、「日本の国語教育ってどうしょうもないのではないかなー」って思ったものでした。
さて、この「偽史日本伝」。おもしろいです。どこぞのSF映画がちらっと頭をよぎるやら、パロディーまんさい。そういえば、この作家半村良の弟子だったんですよね。まさしく嘘部ってなかんじですね。
日本の歴史の中でこうなったら、あるいはならなかったらという観点で、書かれた連作短編。私が好きなのは平安時代を代表する才女清少納言と紫式部の壮絶バトルの応酬。笑えますね。いいですね。
望郷生 2009年06月26日(金)20時57分 編集・削除
「偽史日本伝」買ってきました。最初本屋に行った時には、この本が無かったので、同じ作者の「日本語の乱れ」というのが面白そうなので買ってきました。まだ途中ですが、面白いです。「偽史日本伝」も楽しみです。また、いい本を紹介して下さい。