6月29日の新潟クラフトビールの陣へ行ってきました。
もともと万代島美術館のミュシャ展に行く予定でいたのですが、前日テレビでこの「新潟クラフトビールの陣」を紹介していたので、こちらにも足を延ばすことにしました。
まず当日券を求めましたが、チケット販売のおねーさんはしょっちゅうスタッフと何やら話しこみ、手が止まってしまいます。もっとさっさと客をさばいてほしいものだと鼻からちょっと嫌な気分です。
専用グラスと12枚つづりのチケッとが3500円だということですが、専用グラスが思ったよりも小さいのでなんだかだまされた気分です。テレビのレポートでは専用グラスなぞおくびにも出さないで、中ジョッキとおぼしきグラスにたっぷりビールを注いでいたのですから。
「まあそれでもいっぱいいっぱいで300mlは入るだろうから、泡の分を差し引いても250ml。チケット全部使うと3lも飲むことになってしまうなー」
なぞと考えてさっそくブースに行ってグラスを差し出すと、半分ほどしか注がない。
「えー、なんてしょぼいのだろうか」
どこのブースでも量は同じくグラス半分。なんだかだまされっぱなしの気分。もっとも、どのクラフトビールも私の口には合わない。はっきり言って私にはまずい。まずいものをたくさん飲んでもしょうがないわけですから、この量で十分すぎるくらいです。
「それだったら150mlで約300円というのは高いかな」
しかも申し合わせたようにどのブースでもほとんど泡をたてないように注ぐのですが、クラフトビールはこうした注ぎ方のほうがうまいのでしょうかね。一般的にビールと泡の比が7:3とされるのに、これだとほぼ9:1あるいは限りなく10:0に近いのですが。
腰を下ろして飲もうにも、ちゃんとイスとテーブルのある飲食スペースは小集団で来ているグループが独占して動く気配もありません。
それにしてもテレビのレポート。専用グラスがあることをおくびにも出さないで、全く別の中ジョッキ(思い違いで小ジョッキかもしれませんが、それでもかなり大きいように感じました。それともレポーターが小粒だったのかな)を使いビールをなみなみ注いでいたのは、故意であったのではないかと勘繰ってしまいます。あの映像を見た私の喉がぐびぐびと鳴ったのですからね。
私にとっては不満だらけのクラフトビールの陣でした。
「クラフトビールくたばれ!」
そんな気持ちも心の片隅でちょっと芽生えてしまいました。
でも、結構楽しかったのも事実なんですがね。今回は痛み分けということで。それでは次回は?私にはないかなぁ。