鰯の鮨
大ぶりで脂が乗った鰯が近頃店頭に並んでいます。おまけに安い。とうとう一匹50円という価格。この日は昼食を自分で作ることになっていたので、鰯を見ていたら、急遽お昼は鰯の鮨に決定。
鰯の手開きは苦手なんですが、手開きにすると小骨のほとんどが取れるので今回は手開き。身が崩れても、鮨ネタで見えないほうになるわけですから、ここは見た目よりも、実質重視で。
手開きした鰯の腹骨をすき、切り分けた身に塩をして1時間ほど置き、余分な水分を出したら、塩を水で流して水気をよく切り、酢で30分ほど〆め、鮨ネタを用意します。
鮨飯は市販の粉末状の鮨飯の素。これを使う利点は炊き立てのご飯でなくていいこと。普通鮨酢は炊き立てのご飯でないと、水分が飛びにくくべちょべちょになってしまいますが、この粉末の鮨飯の素だとそうしたこともなく鮨飯が出来上がります。
二匹から八貫の鰯の鮨ができました。ビールでのどを潤しながら、鰯をつまむのはオツですね。