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茗荷(ミョウガ)の実

茗荷ミョウガの実:拡大 先月10月29日、両親が栃尾市半蔵金の親戚の家で見つけた茗荷の花と思われるものの画像をホームページに載せました。両親と親戚は60歳を過ぎていますが、初めてみたということでした。
 そして加入しているメーリングリストで聞いてみたところ、栗田さんから以下のような投稿がありました。

ミョウガの花は白いものだと思っていたので、写真を見てびっくりして『世界の植物』(朝日新聞社)を開いてみました。

茗荷ミョウガの実 以下、ミョウガの花についての抜粋です。
普通の茗荷と並べて「8月から10月に、地下茎の先に鱗片葉に包まれた長さ5から7センチの花序を出す。苞は狭卵形鋭尖頭、内部の苞は披針形で柔らかい。苞の間から淡黄色の花が次々と咲くが、1日でしぼむ。
がくは筒状で一方が切れこみ、長さ2.5センチ、花弁は3、合して筒となる。まれに朔果ができ開裂すると果皮の内面は赤い。種子は黒いが、白い種皮で包まれる」
栗田さんのメールより


信濃毎日新聞,朝刊 また、大澤さんから茗荷や生姜の仲間は種子で増える植物では無く、基本的に品種改良はできないということを教えていただきました。
 さらにその後、栗田さんから実家のお父さんの情報としてから旅館で見つけた記事を画像入りで送っていただきました。

 野沢温泉の旅館で31日の信濃毎日新聞,朝刊に ミョウガの実の記事がのっていました。10月の異常高温(平年より3度位い高い)が原因?のような記事で・・・
栗田さんのメールより


 11月なって両親が栃尾の杜々の森へ行ったときにもミョウガの実は販売している野菜の脇に見せ物の様にして置いて在り、そこで20年程前にもミョウガの実が見られたという話を聞いてきました。
 たかがミョウガとお思いでしょうが、基本的に品種改良が出来ないミョウガは生きた化石なんだろうかとか、種が出来ない植物に種が出来たのは環境の変化に対応する為なのだろうかとか、いろいろと考えてみました。一昨日は、沖縄では海水の温度が高くなり珊瑚が白くなる様子をTVで取り上げていました。これらは、環境が地球規模で変化している証拠なんでしょうか。ミョウガの話しに戻りますが20年に一回とすると一生のうちに最高でも4回しか見られない訳です。珍しいものを見られて得した様なそれどころでないような複雑な気持になります。大げさでしょうか。


タグ:ミョウガ

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