青竹の燗
前から試してみたかった酒の飲み方を今回果たすことができました。青竹に酒を注いで燗をつけるというもの。ずいぶん昔になりますが、どこぞの神社の新年の振る舞い酒の様子をテレビで見たのがきっかけです。火を焚いて、その周りに直径15cm長さ70cmほどの青竹を並べ、青竹の色が変わるほどあぶって燗をつけていました。
つつましやかな家なので25cmほどの青竹です。太さに関してはテレビに放映された竹をもしのぐほど。これを中越地震の折に購入した石油コンロの上に置いてあぶります。
こうばしい青竹のにおいが部屋に満ちてきました。お酒のほうにほんのり青竹の香りが移っています。お酒はオツでしたが、部屋に広がったにおいも含めて、香りに敏感な人は避けたほうがいいですね。最もこんな酔狂なことをする人間はめったにいないでしょうが。