エリア0258
新潟県長岡市の情報

プロフィール

タグ一覧

コンテンツ

QRコード

  • 携帯電話での閲覧に活用下さい!

記事一覧

トップ > BB

のどかにまた×21酒の肴考

ファイル 660-1.jpg

馬刺

 馬刺の味を覚えたのは上越新井の亀萬という飲み屋でした。鹿刺もあって、この盛り合わせをバカ盛りって言ってましたね。鰻や泥鰌の料理もあって、フグのヒレ酒も常備されていました。

 馬刺を近くのスーパーで見かけて買ってきました。カナダ産。結構割高なのですけれど、ショウガとニンニクの薬味で食べるとうまいですね。がちがちに凍っているので、冷蔵庫で半解凍します。心持しゃりっとした氷の歯触りが残る程度が好みなのですが、一番馬肉が切りやすい解凍具合の時が一番馬刺がうまい時だと思います。他の人の好みは違うかもしれませんけれど。

 この切りやすい時に切った馬刺しはちょっと凍ってる感じが残り、口に入れるとさわやかな冷たさを感じた後、やさしいアブラのうまみを堪能することができます。食べごろの解凍具合は微妙なんで、量を食べるのだったら、早く食べきるか、こまめに切り分けるかするしかないですね。もちろん、そんなことかまわずに食ってもうまいことはうまいです。熱燗にも合うのがいいですね。


らーめん日記=ラーメンを食べた印象を残すための忘備録

ファイル 659-1.jpgファイル 659-2.jpg

拉麺家「チャーシューメン大盛」800円

 11月13日に無性にラーメンが食べたくなり来店。

 このお店は青島食堂で修業したと聞きました。当然のことながら青島のラーメンに似ています。麺の太さは前の青島の太さ、すなわち中太です。子の太さは私の好みです。この生姜のきいたスープが長岡の青島独特だったそうですが、それが当然だと思っていました。

 この生姜のきいたスープは寒くなると一段とうまいですね。うまみもあり、アブラも程よく、なかなか濃厚でした。


らーめん日記=ラーメンを食べた印象を残すための忘備録

ファイル 655-1.jpgファイル 655-2.jpg

中華万福楼「台湾ラーメン」680円

 11月12日前回メニューの「台湾ラーメン」が気になって、来店。出てきたのは普通においしいラーメンに、中央にトウガラシのきいた豚そぼろと、にらを浮かべもの。このシンプルなトッピングはぴったりあっていますが、とびきりおいしいというものでもありません。やっぱり、定食ものや一品料理のほうを注文するほうが正解のようですね。


らーめん日記=ラーメンを食べた印象を残すための忘備録

ファイル 654-1.jpgファイル 654-2.jpg

平島天鳳「得入り醤油ラーメン」950円

 10月17日に来店。一か月ほど前に開店したお店。どちらかというと、つけ麺が人気らしいです。

 トッピングのおおよそを知るため、得入りを頼みました。軽くした味の付いた白髪ねぎや煮卵や海苔は平均的かな。次回も頼みたいとは格別感じません。気になったのがチャーシューのにおい。何かの香辛料だと思うのですが、私は漂白剤を連想してしまったのが、尾を引いてしまい、今一つうまく感じません。

 麺は太めのちぢれ。もちもちしてうまいです。スープはいわゆるとんこつ醤油。さらに背油が浮かびこってりしたうまみを出しています。ただ、私の好みは醤油をストレートに押し出したスープが好みなので、うまいとは思ったものの、次回の注文は迷うところ。

 他に坦々麺もあり、こちらもつけ麺と並んで結構注文が多かったようです。


ファイル 652-1.jpg

 甥が捨て猫を飼いました。拾った時は、目が開いたばかりで、片手におさまるくらいの大きさだったそうです。牝猫でほぼ黒いのですが、4つ足の先が半分ほど白く、喉のあたりとおなかが白です。もとより雑種ですが、目が青みを帯びているので、外国産の血が混じっているようです。 


らーめん日記=ラーメンを食べた印象を残すための忘備録

ファイル 651-1.jpgファイル 651-2.jpg

中華万福楼「チャーシューメン」780円

 10月10日長岡市本町にあるお店。通りからちょっと引っ込んでわかりにくいのですが、その小路を曲がることさえできればいやでも目に入ってきます。ラーメンの値段味は平均的。普通にうまい近所の食堂のレベル。食べてはいませんが、メニューを見る限り中華の定食や一品料理のほうが値段も手ごろでおいしそうでした。麺類よりもそちらを注文するほうが正解のようです。

 このお店は中国の方が経営しているらしく、店員間や厨房でのやり取りは中国語。店の雰囲気も日本とは一味違っています。料理は大衆料金ですが、気分は本格中華ですね。


初雪

ファイル 650-1.jpg

 初雪。11月3日朝の鋸山。前日の雪の予報が的中。もっとも雪が積ったのは画像でもわかるように、新潟では山の高いところ。山間部の人家周辺に降ったか降らないかという具合。今年の初雪は例年よりもかなり早いということですね。家から鋸山のほうを眺めると、はっきり降雪が確認できました。でも、長期予報は暖冬だとのことですね。どうなりますやら。


村上春樹「1Q84」新潮社

最近のマイブームはSF小説を読むことです。

 って純文学だろ?って突っ込みを入れたあなた。わかります。でも、エンターティメントとしても楽しめますよね。いずれにせよ、今年の出版界で最大の話題作。
 とにかくうまいですね。これといってすごい斬新な手法を使ってるようには感じませんが、わたしはおーそどっくすなほうがいいです。なんてこといってもおーそどっくすってよくわからんですけれどね。

 クラッシックの曲が共時性を暗示していたり、とにかく様々に張り巡らされた伏線を存分に生かしているのは見事というか、職人技というか、練りに練って仕上げられたという印象を持ちました。

 登場人物が微妙に重なり合い、あるいは微妙にずれ、ちょっと離れてい見るといつしか逆転したり(登場人物青豆が肩入れしている組織と新興宗教の組織の関係)どちらが影か本体かわからなくなったりします。ずっと前にわけもわからずに聞いた事事無碍なんて言葉が浮かんだりしました。

 対照的な釣り合いのしっかりとれた構成を持っていて、作品世界としては極めて堅実で堅固な作品という気がしましす。

 小説ですから、いろいろな読み方受け取り方が可能でしょうが、私はせつない純愛ものとして読みました。永遠のすれ違い物語「真知子と春樹」としてですね。
 作り過ぎの感がなくはないですけれど、とにかく感動してしまった自分がこっ恥ずかしいですね。

 これって続編が出るみたいですけれど、変な楽屋落ちみたいにならないでほしいですね。たぶん大丈夫でしょうけれど。 


のどかにまた×20酒の肴考

ファイル 637-1.jpg

刺身のツマ

 刺身を自分でこしらえるようになって、刺身のツマが気になりだしました。
不器用な腕をふるうようになったのは経済的な理由もさることながら、山のように添えられる大根のツマがいやだったせいもあります。
 
 大根のツマは店側からすればずいぶん便利なのでしょうが、時間が経って刺身からの水分を吸い薄汚れてしまった大根のツマを食べる気にはならないし、かといってそのまま捨てるのはもったいないし、というジレンマがあったからです。

 刺身のツマは添えることで刺身の鮮度を維持させたり、食べることでは動物たんぱく質を体に最善の状態で吸収させる効能を発揮させるのだと聞いたことがあります。何だかわからない小型のタンポポのような黄色い花やモミジなんぞは別にして大根や紫蘇や生姜は医食同源という気がします。

 最近特に気に入ってるのは茗荷の千切り。実は茗荷は苦手なんですが、不思議と千切りにして刺身のツマにすると食べられるのですね。

 徳利を傾けていて、時折つまむと口中がすっきりとして、酒と肴がまたうまく感じるのです。大葉もそうした効果はありますが、茗荷の千切りの鮮烈な歯触りはそれ以上の清涼感があります。


らーめん日記=ラーメンを食べた印象を残すための忘備録

ファイル 636-1.jpgファイル 636-2.jpg

らーめん七那「チャーシューメン」900円

 免許センターに昨年末開店したラーメン店。いたって平均的なラーメン店。ただし、ラーメン専門店というにはインパクトがないかな。基本的なメニューは醤油と坦々麺らしいです。

 今回の醤油ラーメンを食べた限りでは、私には平凡すぎるという印象でした。値段だけからすれば、次回は遠慮してしまうラーメン店です。宮内界隈に行きますね。

 頼んだチャーシュー麺が値段の割に私の満足度の満たしてくれなかったせいもあります。
 それはまず、チャーシューが単調すぎること。確かにラーメンに飾られたチャーシューは豪華なのですが、食べ進めるうちに、さほど厚さもなく、大きくもなく、単に敷き詰められているだけという印象を持ってしまいました。
 次にスープも何の変哲がないこと。いわゆる青島に代表される醤油スープの範疇にはいると思いますが、そこから生姜と豚や鶏を控えめにして、煮干し風味をやや利かせたスープに感じましたが、この醤油の味わいでは、最近のインパクトの強いスープに慣れ親しんだ舌には物足りなく感じます。

 中太のちぢれ麺は無難な組み合わせで、美味いと思います。

 ラーメン専門店としてはインパクトの弱さでどうかなと思いますし、それでは食堂としてはどうなのかといえば、ラーメンの他にはライスやデザートがありますが、私の見る限りご飯ものも弱いというのが感想です。