旧長岡の田植は5月12日にほぼ終わったようです。日が暮れた田んぼではカエルがけたたましく鳴いています。
田んぼも年々少なくなってきています。30年前は家を出ると田んぼばかりでしたが、今は家が立ち並んでいます。それでも夜窓を開けるとカエルの声が風に載って聞こえてきます。遠蛙という美しい日本語が思い浮かびます。窓から見える風景は雑然としているのですけれどね。
それにしても急に暑くなりました。田んぼが自宅近くにあった頃は、田んぼを渡り吹いてくる風は涼しく、夜ともなると肌寒いこともありました。庭先に蛍が迷い込んできたこともあります。今では夢のようです。